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歯茎が下がるとしみる?虫歯になる?

2020年10月25日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

歯茎が下がると色々なリスクがあります。

 

 

 

〜歯茎が下がるとどうなる??〜

歯茎が下がると2つリスクが上がります。

「知覚過敏」「虫歯」です。

 

 

歯茎の下がり方も色々原因があります。

「年齢など生理的なもの」

「歯周病」

「歯ブラシのしすぎ」

「矯正」

「はぎしり」

などあります。

 

様々な原因がありますが、どちらにしろ症状が出た場合はそれが悪化しないようにする必要があります。

 

 

 

〜知覚過敏や虫歯になったら〜

知覚過敏であれば知覚過敏用の薬を塗るなどになり、虫歯になれば虫歯治療となります。

しみるのは「しみる」として気付きますが、虫歯はしみることなく進行していきます。

しみるようになればかなりの進行とも言えます。

 

 

 

 

歯茎が下がると、歯と歯の間が虫歯になりやすくなります。そして自分では気付きにくいことが多いです。

 

 

 

 

 

〜最後に〜

歯と歯の間は気付きにくいです。

ましてや、歯茎が下がると歯が長くなるため、よりリスクが増えます。

 

歯科治療は早期発見、早期治療が重要です。

定期的に口の中の検診を行うことが大切です。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276- 7 中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 

 

 

歯茎の中の歯石 レントゲン撮影の意味

2020年10月20日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

みなさん、歯石とりの時にレントゲン検査を受けていますか??

受けていない人は、本当に歯石がついていないか、あるいは十分な治療を受けられていないかもしれません。

 

 

〜歯石とりにレントゲン撮影が必要?〜

結論から述べると、状態に応じて必要です。

もちろん歯石がない人には不必要ですが、歯石がある以上はどの程度まで歯石がついているかを確認していきます。

 

歯医者の世界は目に見えない領域を触るため、少しでも可視化するためにレントゲン検査が重要です。

歯の内側のこと、歯茎の中のことは見た目だけでは十分わかりません。

 

 

 

 

〜歯石は歯茎の中(内側)にも存在します〜

歯石は歯茎の中にも存在します。

 

歯周病検査とは、歯石の大まかな位置や歯周炎の状態を把握していくことです。

その歯石が深いところについているかどうか、歯周炎で骨が溶けている状態などをレントゲンで確認を行います。

 

 

よく「歯石とりでレントゲンまで撮るのですか?」と質問がありますが、歯石は歯と歯茎の間、歯茎の中にも存在します。

 

目に見える範囲だけならばレントゲン撮影は不必要ですが、目に見えない歯と歯茎の間(歯茎の内側)にあるとなれば、レントゲンで可視化して判断していきます。

 

 

 

見た目は何もなくても、レントゲンで「何かしらのもの」が写ることがあります。

私たち治療する側もどこに歯石があるかなどもわかりますし、場合によっては被せ物の下の虫歯も写ります。そして治療を受ける患者さんも具体的にどうなっているのかが分かり易いです。

 

見た目では判断できないところはレントゲンで可視化していきます。

これが重要です。

 

 

 

 

〜最後に〜

歯石とりに特化するわけではありませんが、レントゲンは虫歯の大きさや治療の可否など、目に見えないところの判断に重要です。必ずしもレントゲン撮影が必要でないこともありますが、治療するところがあれば、レントゲン撮影はほとんどの場合に必要になることが多いと思います。

それは丁寧に治療を進めていくにあたって客観的な判断になりますし、患者さん側も目に見えないことが、状態が、わかりやすくなると思います。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7  中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 

 

根の治療とは?膿が出る?治療回数や内容など

2020年10月19日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

歯茎がプクッと膨らんでいる時ありませんか?

根の治療が必要になるかもしれません。

 

 

〜根の治療とは?歯茎がプクッと腫れている〜

 

 

歯茎のところにニキビのようなプクッと膨らんでいることないですか?

これは根っこが膿んでいるものが出てきている状態です。

 

 

この場合は根の治療が必要になります。

 

 

 

〜根の治療の回数や内容は?〜

 

① どこの歯が膿んでいるかの判断

② 被せ物、詰め物を外して根の治療へ

③ 根の中をきれいにします

④ きれいになったら、最終的な薬を入れます

⑤ 土台を入れ、被せ物を入れます

 

 

 

① どこの歯が膿んでいるかの判断

ニキビのようなものは、膿の出口です。

言い換えると、そこから膿が作り出される部位までつながっています。

そこに内視鏡のようなものを優しく挿入し、原因の場所を特定します。

 

 

 

 

 

 ② 被せ物、詰め物を外して根の治療へ

 

 

被せ物や詰め物を外して、根の中へと進んでいきます。

そこからはひたすら掃除になります。

 

 

 ③④ 根の中をきれいにします

きれいになったら、最終的な薬を入れます

 

 

ひたすらきれいになるまで治療していきます。

回数は前歯2回くらい、奥歯3−4回くらいです。

ただし、膿が消えるまでなので、実際は回数や時間がかなりかかることがあります。

要は歯の状態に応じて、個々で回数が変わります。

 

 

 

 ⑤ 土台を入れ、被せ物を入れます

根っこの治療が終われば、土台、被せ物をして終わりです。

被せ物をしっかりすることで、再度細菌が歯の中に入らないようにしていきます。

 

 

 

 

根の治療は回数がかかります。

言い換えると、そこまで歯が犯されている状態です。

〈被せ物について〉被せ物はセラミックスなので自由診療となります。費用:2本で約26万 回数は約3−4回(かみ合わせや歯の色の調整で回数が変動します)歯の状態、かみ合わせ、患者様のご意向のもと、総合的に判断していきます。

 

 

放置すればするほど、歯や根の先の骨が溶けていきます。

痛いがないから放置すると、あとで歯を失うほど手遅れになる可能性があります。

もしプクッと膨らんでいるような場合は、早めに歯科医院を受診することをお勧めします。

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7 中西ビル2階

TEL:059-256-4515

歯石とりは痛い?適切な頻度は?麻酔をして行う歯石とり

2020年10月16日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

 

「歯石とり」と聞いたことがあると思いますが、時に「ガリガリ痛い」「血が出て怖い」などお聞きします。かと言って歯石を放置するわけにはいきません。

 

そこで、今回はそんな歯石とりについてお話しです。

 

 

 

 

①どうして歯石ができるのか

簡単にいうと、磨き残しなど、歯の汚れが固まるからです。

 

歯石が溜まるのは、磨き残してしまったりすることが原因になります。

歯の汚れ(プラーク)が歯に付着した後、4~8時間すると少しずつ石灰化が始まり、2~3日間歯垢が付着したままになると唾液の成分によって歯石へと変化してしまいます。

 

  歯垢・・・歯磨きで取り除くことができる

  歯石・・・歯磨きで取り除くことができない

 

毎日、歯磨きをして歯垢を取り除いていても、磨きにくい場所や歯ブラシが届かない所が磨き残しとなり歯石へと変化していきます。

 

 

歯石は細菌の固まりです。

 

歯石の表面はザラザラしていて、汚れが溜まりやすく歯垢が付きやすい状態になり、細菌のすみかになります。これを放置しておくと、細菌が毒素を出し続けるので毒素により歯肉炎になり、歯肉炎がさらに進行して歯周病になります。歯周病は歯を支える骨を溶かしてしまうので、歯石を除去せず放置すると歯がグラグラし始めます。最終的には歯を支える骨がなくなり、歯が自然と抜け落ちてしまいます。
歯石を除去せずにいると歯周病の進行だけではなく、出血やむし歯、口臭などの原因になります。

 

 

 

 

②歯石を取るときになぜ痛いのか

大きく3点あります。

 

①歯ぐきが腫れている

歯ブラシをして歯ぐきから出血がみられるような状態だと、歯石取りで痛みを感じやすいです。

この場合、歯石とりの前に、日常の歯ブラシでできる限り余分な汚れをとり、炎症を抑えてから行うことになります。

歯ブラシを正しく行うことができれば、歯石は取れなくても歯茎はある程度治ります。少しでも傷口を治してから歯石を取ることが大切です。

 

 

 

 

②歯石の量が多い、固い

歯石は時間が経てば経つほど、量も多く、硬くなり、簡単には取れません。取るのが大変になり痛みを伴います。対策としては固くなる前にとることになります。

歯石のつく頻度、程度は個人差があるため、歯科医院で定期的に受診して自分のペースを把握することになります。最初は1-3ヶ月くらいの頻度で通院すると良いでしょう。

 

 

 

 

③歯の根の部分が露出している

根が露出している部分は触れると痛かったりといった症状が出やすいです。知覚過敏がこれに当てはまります。その部分の歯石を取るので、触れると痛みを感じます。痛みに強い弱いもあるかもしれませんが、一般的には麻酔をして行うことになります。

 

 

 

 

③歯石取りの後の注意

歯石を除去すると今まで歯石に覆われていた部分が露出します。そのため、治癒するまでは一時的に冷たいものがしみるといった症状がでることがあります。一時的なものなので、少し様子をみます。

もちろん、必ずしもしみるとは限りません。

 

 

 

 

④最後に

歯石取りは嫌なイメージがある方もいると思います。ですが、そのまま放置する方が、後々でもっと大変な、時に辛い目にあいます。

何事も、後回しにすればするほと、大きくツケがくるものと思います。歯科治療でも同じことが言えます。

 

もしお悩みの方がいれば、まずは気軽にご相談だけでも大丈夫かと思います。どういう状態なのかの把握のためにも、一度歯科医院への受診をお勧めします。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276−7 中西ビル2階

TEL:059−256−4515

銀歯の治療のデメリット、メリットとは

2020年10月14日

津市久居 歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

銀歯の治療のデメリット、メリットについてお話しです。一般的に虫歯治療の被せ物では「銀歯」になることがあります。銀歯は金属なので「丈夫、頑丈」という利点がありますが、一方で欠点もあります。

 

 

 

〜銀歯のデメリット〜

①銀歯の下が虫歯になりやすい

 銀歯は金属なので、噛む力によって少しずつ歪みます。さらに、温度や噛む力で接着剤が劣化していくため、確実に銀歯と歯の間に隙間が生じてしまい、虫歯ができてきます。詰め物自体が金属なので、見た目にも虫歯がわかりにくく、早期発見が遅れ、気がつけば大きく進行していることがあります。

 

 

 

②見た目が目立つ

 よく「上の歯の場合は笑った時に目立つ」という方がいらっしゃいますが、実は下の歯も結構目立ちます。意外かもしれませんが、話している時の口の動きを鏡などで確認して見てください。個人差ありますが、無意識に笑う時に口を開けるため、見えたりします。

 

 

 

③金属の色合いが周囲の歯肉に移る (メタルタトゥー)

 本来歯肉はピンク色ですが、金属が入っているところは、金属イオンが溶け出て、まるでタトゥーのように黒くなります。こうなると、除去したい場合はレーザーで焼くなど、その部分を取り除く必要があります。歯肉に溶け出ますが、もちろん歯自体にも溶け出て、歯が黒くなってきます。

 

 

 

④金属アレルギーの可能性

 常に口の中に金属があるため、金属イオンが溶け出て、それを常に摂取していることになります。それが体内に蓄えられていくため、体に害が出ます。結果、アレルギーになることがあります。

 

 

 

⑤劣化しやすい

 銀歯にも寿命があります2−5年、長くて10年くらいと思っていてください。

 

 

 

 

 

〜銀歯のメリット〜

①保険適用範囲の治療

 保険治療の範囲内なので、比較的に受け入れやすいです。ただし、上記デメリットがありますので、何年したら交換、という感覚がいいでしょう

 

 

 

②金属なので丈夫

 金属なのでかけることはありません。ですが、状態次第では金属の強いあまり噛む力などで歯がかける、割れることがあります。

 

 

③デメリットを補うにはセラミックスを検討

セラミックスが金属のデメリットを補ってくれます。もちろんセラミックスのメリット・デメリットもありますので、総合的に判断、検討することが大切です。

 

 

 

 

〜セラミックスのメリット〜

①目立ちにくい

  他の歯と同じような自然な色合いです。大きい口で笑っても自然な歯を見せることができます。

 

 

②虫歯になりにくい

  変形しないため、歯と詰め物の間に隙間ができません。かつ汚れもこびりつきにくいため、虫歯になりにくくなります。

 

 

 

③長持ちする 

 しっかりとメインテナンスすれば10−20年はもちます。もちろんしっかり歯ブラシをする、定期的に歯のクリーニングを受けるなど、歯科医院でのメインテナンスが必要です。

 

 

 

 

④金属アレルギーやメタルタトゥーリスクがない

 金属を使用しないため、金属特有のリスクがなくなります。

 

 

 

 

〜セラミックスのデメリット〜

①保険適用外

 セラミックスは保険適用外のため、実費がかかります。なので、歯科医院によって費用が変動します。自由診療のため、質の低い高いがもちろんあります。安いなりの理由、高いなりの理由があると思います。

 

 

 

②割れたり、かけたりすることがある

 セラミックスは強度はありますが、金属には劣ります。そして衝撃に弱いです。イメージとして、大理石などは非常に硬いですが、ハンマーなどで一撃すると割れます。それと同じで、セラミックスも強い衝撃が加わるとかけることがあります。また「歯ぎしりをしている」とかけるリスクがあります。年齢を重ねるごとに歯の動いてきて、かみ合わせのズレが生じることもあります。定期的にかみ合わせの調整、管理が必要です。

 

 

 

 

〜最後に〜

銀歯、セラミックス、双方に利点欠点があります。歯も有限のため、再治療を繰り返すといつか抜歯となります。銀歯も治療としてはいいですが、短期間で繰り返し治療を行っていくことになります。「一度の治療で長持ちさせる=歯を削る頻度を少なくする」ことが、セラミックスを選択する価値ではないかとも考えられます。費用面もありますが、総合的に自分に取っては何がいいかをよく歯科医院やご家族と相談の上、ご決断いただければと思います。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7 中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 

セカンドオピニオンのススメ

2020年10月13日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

今となっては当たり前となりました「セカンドオピニオン」ですが、医科のみならず歯科にとっても大切です。今回「セカンドオピオニオン」の「メリット・デメリット」をお話しします。

 

 

〜セカンドオピニオンとは〜

 

虫歯、根管治療、歯周病治療、抜歯などの状態や、治療方針などを別の歯科医院に意見を求めることです。よくある例としては

 

 ●歯を抜くことを宣告されたが、本当に抜く必要があるのか

 ●被せ物の種類などはどうか

 ●治療したところに症状がある 腫れがひかない

 

自分自身が受けている治療の方法が本当に正しいのかどうか、時に不安になることがあります。その時に別の歯科医院を受診して相談することです。

相談することで客観的な意見が聞けること、妥当な治療かどうかを判断する方法の1つになります。

 

ただし、違う歯科医院で診察を受けるためその分の費用はかかります。

 

 

 

〜セカンドオピニオンのメリット〜

 

① 中立的な、客観的な意見が聞ける

いつも同じ先生の元で治療をしているため、治療方針が偏っている可能性があります。そしてその雰囲気の中では質問しづらい場合もあります。

そういう時にセカンドオピニオンは強みです。相談しづらいことも聞きやすいと思います。

 

 

②    別の治療方法を見いだせる

可能性は決して高くないですが、新しい治療方法を発見できるかもしれません。歯科医料も日々進歩しており、治らないものもある程度治る時も出てきました。時に自由診療でないと治らない時もあります。

 

新しい可能性を見つけることができるかもしれません。

 

 

③ 納得した上で治療を進めることができる

セカンドオピニオンをすることで、主治医の治療内容に納得して安心して治療を受けることができます。

 

歯科治療は時に「不可逆的なもの」です。削ってしまえば元に戻りませんし、抜いてしまっても元に戻れません。治療を進めてから「やっぱりこうしておけばよかったな」と後悔すると、精神的に辛いものがあります。

 

十分納得の上で治療を受けるためにも、セカンドオピニオンは大切です。

 

 

④ 複数の治療方針を聞くことができる可能性

歯の状態によっては複数の治療選択肢があります。設備や歯科医師の技術によっては「ここの医院ではできないが、別の医院ではできる」という場合もあります。

 

自分の価値観に合う歯科医院選び、治療方針を見つけることが大切です。

 

 

 

〜セカンドオピニオンのデメリット〜

 

①同じ治療方針、選択、診断を受ける可能性があります

相談に行っても、結局は同じ治療方針、選択、診断の可能性があります。言い換えると、通院している歯科医院は間違ったことは言っていないとも取れます。

 

 

②費用がかかる

別の歯科医院にいくため、相談するに当たり当然のことながら検査が必要になります。その分だけ費用がかかります。

 

安心を買いにいくような感覚でセカンドオピニオンを受けにいきましょう。

 

 

 

〜セカンドオピニオンを受ける時は〜

 

自分の意見、聞きたいことなどを明確にしておきましょう。

また、今通っている歯科医院にセカンドオピニオンにいく旨を伝えて、資料をいただくことも1つかもしれません。

 

 

 

〜最後に〜

 

冒頭述べましたが、「セカンドオピニオン」は今は当たり前の時代になりました。もし心配なことがあれば、ぜひ行っていただきたいと思います。

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7

TEL:059-256-4515

歯が痛い、冷たいものがしみる、知覚過敏

2020年10月11日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

歯が痛い、冷たいものがしみる、温かいものがしみる、甘いものがしみる、知覚過敏、・・・などなど、歯の痛みも様々ありますが、その原因は虫歯であったり、虫歯以外の原因があったりします。

 

 

〜歯が痛い、冷たいものがしみる〜

 

「虫歯=痛むもの」と捉えられがちですが、実際のところ、初期の段階では症状は出ません。

「痛い、しみるなど症状が出る」=「神経にまで及んでいる」ということで、かなり進行している時になります。つまり、痛みが出たら早めに歯科医院への受診が必要、大切です。

虫歯治療も一度すれば終わりではありません。再発しないように試行錯誤する必要があります。

 

 

 

〜虫歯の進行、治療の方法〜

 

歯は大きく3つの構造に分かれています。

1つ目の層:エナメル質

2つ目の層:象牙質

3つ目の層:神経

虫歯は、この3つの層でどこまで進んでいるかでステージ判断を行います。

先に言うと、2つ目の層:象牙質に入ると「しみる、痛い」と言う症状が出始めます。

 

 

 

C0 初期虫歯

 

本当の初期です。歯の表面が白く変色している状態です。

 

 

【症状】 症状なし

【治療】 フッ素塗布、食生活の改善など

 

 

 

C1 エナメル質の虫歯

 

一つ目の層:エナメル質まで進んだ虫歯です。表面が黒く見えます。

 

 

【症状】 症状なし

【治療】 フッ素塗布、食生活の改善

 

見た目気になる場合は削ってプラスチックを埋めます

 

 

 

C2 象牙質の虫歯

 

2つ目の層:象牙質まで進んだ虫歯です。黒く見える、穴があく段階です。

ですが、隠れ虫歯など、歯と歯の間から進んでいる虫歯は見た目では全くわかりません。

 

 

【症状】 冷たいものがしみる 甘いものがしみるなど

【治療】 ①削ってプラスチックを埋める   ②歯型をとり、銀歯とする

【保険外診療】

セラミックスの詰め物、白い詰め物、ラバーダム治療など

※虫歯になりにくい、外れにくい、白いなど審美面、機能面が向上します

 

 

 

C3 神経まで達する虫歯

 

3つ目の層:神経まで達した虫歯です。ここまでくると痛みで日常生活に支障が出ます。

治療回数も一気に増えるため、ここに達するまでに治療することが望ましいです。

 

 

【症状】温かいものがしみる、噛むと痛い、ズキズキする

【治療】①神経をとる(根管治療) → ②被せ物をする (銀歯)

【保険外診療】

やられている神経だけ除去する(断髄治療)

精密根管治療 (マイクロスコープを用いた治療)

被せ物(セラミックスの治療)

 

 

 

〜その他 知覚過敏〜

 

歯が痛い、しみるの中には「知覚過敏」によるものがあります。

歯茎が下がり、しみる症状が出ます

【症状】 冷たいものがしみる 歯ブラシなどでしみる など

【治療】 ・知覚過敏の薬を塗る  ・歯ブラシ粉を知覚過敏タイプに変更する

【保険外治療】 歯肉移植

歯茎が下がっているのであれば、歯茎を再生させよう と言う発想です

 

 

 

〜最後に〜

 

虫歯や知覚過敏とありますが、「症状が出る=神経が犯されている」ため、その時では遅いです。

症状がないうちに虫歯治療を行うことが大切です。

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7  中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 

被せ物の下の虫歯、寿命

2020年10月9日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です

 

被せ物をしている歯、中で虫歯になっているかもしれません。

 

 

被せ物、詰め物には寿命があります。要因には

「食生活」「歯ブラシ」「虫歯になりやすいタイプ」などなど…

様々な要因があります。

 

言い換えると「あの人はこれくらい持っているから、自分も同じくらい持つだろう」とはなりません。「左側の歯は◯年くらいもったから、右側も同じくらいだろう」ともなりません。

 

歯の状態は同じ人でも左右では違います。噛み癖など、本当に様々な要因があります。

 

 

ある統計では

●銀の詰め物〈部分的なもの〉

   5年後・・・12%で再治療

 10年後・・・33%で再治療

 

●銀の被せ物〈全部被せている〉

 5年後・・・25%で再治療

  10年後・・・45%で再治療

 

●銀のブリッジ〈歯と歯をつなげているもの〉

   5年後・・・45%で再治療

   10年後・・・69%で再治療

 

とあります。これは保険治療の限界、銀歯の限界かもしれません。

どうしても銀歯はいつか外れる、虫歯になる運命にあります。

 

 

 

もちろん再治療すればいいと言う話かもしれませんが、治療を繰り返すほど歯がなくなっていくため、結果、歯の寿命が縮むことになります。

 

あくまで統計のため、リスクが高い人は1〜2年くらいでダメになる人もいます。

 

 

 

また、神経が死んでいる場合の歯は、さらに寿命が縮む傾向にあります。

わかりやすく言うと、神経がある歯と違い歯の脆弱さが露呈します。

神経が無い歯は「根の先が膿む」ことがあります。

 

 

こうなると、根の治療が必要になり、治療回数がかかってきます。

 

 

銀歯の治療はどうしても寿命があります。

見た目だけでは分からず、症状がないまま進行していくことも珍しくありません。

そのため、定期的な歯科医院での確認、具体的にはレントゲン撮影などで中の状態を少しでも見ていくことが大切です。

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276–7

TEL:059-256-4515

 

歯医者の麻酔の切れる時間 痛くない麻酔

2020年10月6日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

歯医者では麻酔注射を使うことが多いです。その麻酔が切れる時間、効いている時間も重要になります。最近の麻酔注射は痛みが少ないです。

 

 

〜なぜ麻酔注射は痛いのか〜

 

痛いのには2点理由があります。

  ⑴ 麻酔注射の針を刺す時の痛み

  ⑵麻酔薬を注入する時の痛み

 

 

これらの痛みを極力なくすために、様々な工夫を行います。

   ・針の太さを「極細」にする

   ・表面麻酔を塗布することで針を刺す時の痛みをなくす

   ・麻酔薬の注入するスピードを遅くする

   ・麻酔液を体温と同程度に温めておく

 

 

上記の方法が一般的な対処法になります。どの方法も患者側と言うより歯科医院側の配慮にはなります。つまり、歯科医院の工夫としては

 

   ・針の太さを変更する

   ・表面麻酔を使う

   ・ゆっくり麻酔を注入する(手動でゆっくり注入するか、電動麻酔の機械を使う)

   ・麻酔液を温める機械を導入する

 

となります。当院では無痛治療、痛みを最小限に抑えるために、上記4つ全て行っております。

 

 

 

〜麻酔の効いている時間、切れる時間〜

麻酔には効かせる部位、方法などによって3種類があります。

 

 

①表面麻酔

表面麻酔は注射針を刺す痛みを取り除くための麻酔です。ゲル状、スプレー式、シールタイプなど様々なタイプがあります。

・粘膜の表面を風を当てるなどで乾燥させます。

・乾いた粘膜に表面麻酔を塗布します。

・2〜3分ほどで麻酔が効き、歯ぐき表面の感覚がなくなります。

表面麻酔を行った後に浸潤麻酔の注射を行います。表面麻酔の効果はそれほど長くないため、注射の痛みをとるためのものと考えてください。

 

 

 

②浸潤麻酔

浸潤麻酔は、虫歯治療、神経処置、抜歯などにつかう麻酔注射です。「歯医者さんの麻酔が痛い、麻酔はいやだ」という類のものは、この浸潤麻酔の注射を指します。

 

 

繰り返しになりますが、注射の時の痛みを極力軽減させるために

・極細針を使用する

・麻酔液の温度を体温ほどに温める

・麻酔薬の注入をゆっくり行う (電動式の注射器を使用する)

・表面麻酔を併用する

という方法をとります。

 

 

麻酔の効果時間は個人差ありますが1〜3時間ほどになります。

 

 

③伝達麻酔

これは下の親知らずの抜歯や、虫歯などで激しい痛みを訴える時に処置する場合に使用することが多いです。

下顎の奥歯は他の部位に比べて麻酔が効きにくいことがあるので、浸潤麻酔+伝達麻酔を行います。

この麻酔は、下顎の神経全体に麻酔が効くため、舌や唇など広範囲で麻酔効果が表れます。個人差ありますが、3時間~6時間ほど麻酔の効果があります。

 

 

 

〜麻酔が切れるまでの注意事項〜

 

①食事は麻酔が切れてから行いましょう - やけど、舌・頬を噛む –

麻酔が効いたまま食事をすると「誤って舌、頬を噛む」「温度感覚がわからないので火傷する」ことがあります。飲み物を飲む時も唇が緩むためこぼれる可能性があります。

 

 

②治療したところはあまり触らない

麻酔が効いているので変に触ってしまうことが多いです。ですが、不必要に触ると、時に痛みや違和感、かゆみなどにつながります。雑菌が入るなど後の症状にも影響が出ることがありますので、できる限り触らないようにお願いします。

 

上記①②については、子供の場合より注意が必要になります。痛くないからと言って、頬や舌を強くかみ、傷ができてしまい、麻酔が切れた後に痛くなってくるということも珍しくありません。保護者の皆様には細心の注意をお願いします。

 

 

 

〜麻酔の効きが取れない〜

基本的には必ず麻酔の効果は切れますが、個人差があります。あまりにひかない場合は歯科医院に電話相談するのもいいと思います。

 

親知らずの抜歯の場合、下顎の神経の損傷の可能性もあります。これは親知らずに限定するわけではありませんが、頻度が高いのは親知らず抜歯です。ただし、確率で言うとかつての日本の統計では0.4-5.5%とされています。これを低いと捉えるか高いと捉えるかは個々の判断ですが、この数字に当たりたくはないと言うのは患者様も治療側も同じだと思います。

 

 

親知らずの抜歯については下記をご覧ください。

親知らずの抜歯 抜き方 痛みや腫れ リスク

 

話が親知らずにそれましたが、神経損傷でない限り、麻酔はいつか取れますのでご安心ください。

 

 

〜最後に〜

 

歯科治療で「麻酔が嫌だ」ということで敬遠する人は少なくありません。ですが、麻酔注射に関しては様々な工夫で痛みを最小限にすることができます。

歯の状態が悪い時、積極的に治療を行うことで自分の歯を守ることができます。麻酔が嫌で敬遠していると守れる歯も守れないかもしれません。ぜひ、麻酔に関する知識、痛くないようにという歯科医院側の努力を汲み取っていただけると幸いです。

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7 中西ビル2階

TEL: 059-256-4515

後悔しないセラミックス審美治療 シュミレーション

2020年10月4日

津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。

 

 

セラミックスの審美治療は歯の質を大きく高めてくれますが、自由診療のため高額です。なので、イメージと違うセラミックスが入ってしまうと後悔につながるかもしれません。セラミックス治療においては歯科医院との術前のカウセリング 、十分な説明が重要になってきます。

 

 

前歯であれば「見た目が綺麗」となりますが、具体的には

 

●歯の色合い ●歯の形

 

がメインになるでしょうか。よく「歯の色が合っていない」「もっと小さい歯が良かった」「歯が大きい」など、被せ物が入ってから気づくトラブルが少なからずあります。

 

 

そのため、自由診療の場合、しっかりと患者様のイメージと歯科医師側のイメージをすり合わせる必要があります。その1つの方法として、歯型をとり、患者様のお口の中の状態を客観的に見て、どのようになっているか、どうなるかをシュミレーションすることがあります。

 

 

例えば「すきっ歯」の場合だと、それを埋めて改善するとどうなるかイメージがつきにくいことがあります。

 

↑歯形をとり、模型にします。模型上でどのような形になるかシュミレーションします

 

実際に模型に起こしてみて、どのように埋めることができ、どれくらいの歯の大きさになるかをシュミレーションします。

 

 

さらに、それを実際にお口の中でも同様にシュミレーションしてみます。

↑模型と同様の形をお口の中で再現します。

 

こうなると、実際に審美治療を行った時、どのようになるのかのイメージがはっきりと伝わると思います。あとはそこに「審美治療」のメリットデメリット、治療費などを組み合わせ、総合判断となります。

 

 

 

昔では被せ物としてのセラミックス付け爪のようなラミネートベニアという手法がありましたが、近年ではダイレクトボンディングという方法があります。

 

 

 

 

状態によりますが、上記の場合では歯をほぼ削らずに行える治療になります。

 

 

審美治療も、技術の進歩によって変わりつつあります。

もし審美治療を考えている場合、後悔しないためにも、歯科医院にしっかり相談し、自分の場合はどうなるかをカウセリング を受けて、十分に納得の上で治療を選択されることが大切です。

 

 

〈シュミレーション治療費用について〉治療回数:2回(歯型、説明)費用:約4,000円(歯の数1本につき500-1,000円、歯の状態、歯の数により費用が変動します)患者様によりご意向や状態が異なるため、シュミレーションを行う場合、行わない場合もございます。その後、審美セラミックス治療(自由診療)として被せ物や詰め物をご希望される場合はその分別途費用が発生します。

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市中町276-7 中西ビル2階

tel: 059-256-4515

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