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歯石とりは痛い?適切な頻度は?麻酔をして行う歯石とり

2020年10月16日

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」です。

 

 

「歯石とり」と聞いたことがあると思いますが、時に「ガリガリ痛い」「血が出て怖い」などお聞きします。かと言って歯石を放置するわけにはいきません。

 

そこで、今回はそんな歯石とりについてお話しです。

 

 

 

 

①どうして歯石ができるのか

簡単にいうと、磨き残しなど、歯の汚れが固まるからです。

 

歯石が溜まるのは、磨き残してしまったりすることが原因になります。

歯の汚れ(プラーク)が歯に付着した後、4~8時間すると少しずつ石灰化が始まり、2~3日間歯垢が付着したままになると唾液の成分によって歯石へと変化してしまいます。

 

  歯垢・・・歯磨きで取り除くことができる

  歯石・・・歯磨きで取り除くことができない

 

毎日、歯磨きをして歯垢を取り除いていても、磨きにくい場所や歯ブラシが届かない所が磨き残しとなり歯石へと変化していきます。

 

 

歯石は細菌の固まりです。

 

歯石の表面はザラザラしていて、汚れが溜まりやすく歯垢が付きやすい状態になり、細菌のすみかになります。これを放置しておくと、細菌が毒素を出し続けるので毒素により歯肉炎になり、歯肉炎がさらに進行して歯周病になります。歯周病は歯を支える骨を溶かしてしまうので、歯石を除去せず放置すると歯がグラグラし始めます。最終的には歯を支える骨がなくなり、歯が自然と抜け落ちてしまいます。
歯石を除去せずにいると歯周病の進行だけではなく、出血やむし歯、口臭などの原因になります。

 

 

 

 

②歯石を取るときになぜ痛いのか

大きく3点あります。

 

①歯ぐきが腫れている

歯ブラシをして歯ぐきから出血がみられるような状態だと、歯石取りで痛みを感じやすいです。

この場合、歯石とりの前に、日常の歯ブラシでできる限り余分な汚れをとり、炎症を抑えてから行うことになります。

歯ブラシを正しく行うことができれば、歯石は取れなくても歯茎はある程度治ります。少しでも傷口を治してから歯石を取ることが大切です。

 

 

 

 

②歯石の量が多い、固い

歯石は時間が経てば経つほど、量も多く、硬くなり、簡単には取れません。取るのが大変になり痛みを伴います。対策としては固くなる前にとることになります。

歯石のつく頻度、程度は個人差があるため、歯科医院で定期的に受診して自分のペースを把握することになります。最初は1-3ヶ月くらいの頻度で通院すると良いでしょう。

 

 

 

 

③歯の根の部分が露出している

根が露出している部分は触れると痛かったりといった症状が出やすいです。知覚過敏がこれに当てはまります。その部分の歯石を取るので、触れると痛みを感じます。痛みに強い弱いもあるかもしれませんが、一般的には麻酔をして行うことになります。

 

 

 

 

③歯石取りの後の注意

歯石を除去すると今まで歯石に覆われていた部分が露出します。そのため、治癒するまでは一時的に冷たいものがしみるといった症状がでることがあります。一時的なものなので、少し様子をみます。

もちろん、必ずしもしみるとは限りません。

 

 

 

 

④最後に

歯石取りは嫌なイメージがある方もいると思います。ですが、そのまま放置する方が、後々でもっと大変な、時に辛い目にあいます。

何事も、後回しにすればするほと、大きくツケがくるものと思います。歯科治療でも同じことが言えます。

 

もしお悩みの方がいれば、まずは気軽にご相談だけでも大丈夫かと思います。どういう状態なのかの把握のためにも、一度歯科医院への受診をお勧めします。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276−7 中西ビル2階

TEL:059−256−4515

 
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