2025年1月4日金属やりかえ審美治療〜セラミックス・ダイレクトボンディング
2023年6月20日歯にヒビが入った時の治療法 〜抜歯を回避するために
2022年12月15日見た目では分からない虫歯や、見分け方・進行度について写真画像を通じてご紹介します。
2022年11月20日虫歯の治療後で詰め物をした歯が痛い理由とは?
2022年7月4日セラミックスの詰め物の寿命を延ばすラバーダム治療
2021年10月23日洗口液(マウスウォッシュ)のおすすめは?使うべき?
2021年9月29日初期虫歯の治し方 〜黒い点・筋の進行度・治療について〜
2021年7月15日虫歯の再発率や期間は?再発防止のためにできること
2021年1月10日デンタルフロスの使い方 〜虫歯を予防しよう〜
2021年1月5日麻酔が効きにくい理由は?虫歯治療で麻酔がきかない
2025年1月4日
金属のやりかえ、見た目が気になるなどありませんか。審美治療としてセラミックに変えることや、ダイレクトボンディングという小さい範囲の詰め物に特化した審美治療があります。もちろん虫歯がきっかけでやりかえることもありますが、金属アレルギーや食事がおいしく感じないなどの理由からやりかえることもあり、個々の価値観によるところもあります。
今回はそんな審美治療、やりかえの一例のご紹介です。
審美治療とは、前歯などの見た目の審美に特化した治療をイメージされますが、奥歯の金属をセラミックスなどに変えることで、自然の歯に見せることも審美治療の一環です。実は、会話の時に大きく笑ったりすることで、口が大きく開き、下の奥歯もはっきりと金属が見えることがあります。金属があると「見た目が悪い」と感じることもあれば、「虫歯が多い人なんだ」というイメージにもなります。
健康意識の向上やSNSなどの見栄えにフォーカスが当たってきている時代です。できる限り、金属での治療は見た目だけを言えば避けたいところではないでしょうか。
また一方で、金属は虫歯になりやすいという欠点があります。汚れ(プラーク)が本来の歯の表面よりも2倍ほどこびり着きやすいので、口腔衛生上も問題となります。しっかり磨けばいいという考えもありますが、防御力、予防という観点においては金属は不利となります。
審美治療の中には「ダイレクトボンディング」と呼ばれる治療方法があります。これはプラスチックとセラミックスを混在させた詰め物で、小さい範囲に適応されます。言い換えると、噛む力に対してさほど影響を受けない範囲です。
これは即日で治療が可能のため、1回で終わります。ただし、その1回の治療時間が60−90分になることが多いので、それは欠点かもしれません。
【ダイレクトボンディング】
治療回数:即日1回
治療時間: 60−90分
費用:1ヶ所 ¥55,000-
利点:歯をほぼ削らずに治療するので、最小限の侵襲で治療ができる
欠点:範囲が限局されるので、適応するかどうかは噛み合わせなどで判断となる。
1つの歯に対して治療の範囲が大きい場合はセラミックス治療を選択します。先述したダイレクトボンディング治療は小さい範囲に限局したもので、言うなれば噛む力に大きく影響を受けない範囲となります。セラミックスは100%セラミックスとなり、強度が必要な部位に行われます。そのため、歯の噛む面を大きく被覆するような範囲であれば選択されます。
この方法は治療回数に2回必要となります。【①歯型をとる ②セラミックスを装着する】の2回です。
セラミックスは大理石のイメージで、汚れがこびりつきにくいです。そのため口腔衛生上、清潔さを保ちやすい材質でもあります。汚れが停滞しにくいということは歯肉炎、歯周炎の予防にもなり、虫歯にもなりにくいという利点があります。
【セラミックス治療】
治療回数:2回
治療費用:1つにつき「¥77,000-〜¥110,000-」(被覆する範囲によって価格が変動します)
利点:見た目が綺麗・汚れが停滞しないので虫歯や歯肉炎になりにくい
欠点:歯ぎしりなど過度な力でかけることがある
審美治療として金属のやりかえがよくあります。その中に、小さい範囲、大きな範囲などでセラミックス治療かダイレクトボンディング治療かと選択することになります。
金属は歯の汚れが停滞しやすいことから、虫歯になりやすい、歯肉炎になりやすいなど、口腔衛生上、支障が出てきます。これらを予防するためにもセラミックス審美治療を選択することが利点の1つに挙げられます。
一般的には金属は見た目が嫌だというところでやりかえが多いところですが、実は健康面でもプラスに働くということが大きいです。見た目が気にある、あるいは虫歯は避けたいなどの希望があれば、一度歯医者さんに相談するのはいかがでしょうか。
2023年6月20日
歯にヒビが入り「抜歯」を宣告されることありませんか?完全に割れていると厳しいですが、ヒビの状態であれば、まだ抜歯しなくても済むかもしれません。そんな1例をご紹介します。
歯にヒビが入るのは3つ理由があります。【①年齢 ②歯ぎしり食いしばり ③差し歯など歯の耐久性の問題】です。ヒビが入るのは仕方がないのですが、それが問題となる時とない時があります。生理的な問題であればいいのですが、後述するように症状が出ていると問題となります。
これは生理現象なので仕方がありません。理論的には歯を使わなければヒビは入りませんが、食事をする以上は不可避です。受け入れるしかありません。
夜間に歯ぎしり・食いしばりがあると、歯がすり減る、ヒビが入ることがあります。就寝時の歯ぎしり食いしばりは100kg以上の力が入ります。食事している時の噛む力では歯がすり減ることはありません。骨よりも硬いと言われる歯がすり減るので、相当な力が掛かっています。歯ぎしり・食いしばりから歯を守るためにはマウスピースを装着するしかありません。寝ている時の話なので、意識的に止めることができませんので、守るしかないのが実情です。
虫歯治療や神経をとる処置、根管治療を行った場合、見た目は被せ物や詰め物で歯があるように見えますが、実際の歯はほとんど残っていないことがあります。銀歯などは噛む力で欠けることはありませんが、その分の力が残っている歯にかかります。その結果、歯が持っていかれるイメージです。銀歯が外れるなど、強い力が分散されればいいのですが、ガッツリ銀歯がはまっていると、過度な力が直接歯にかかるので、結果としてヒビが入ることがあります。場合によってはバキッとなって、歯が割れることもあります。
これは原因や程度によって症状の有無、程度が異なりますが、神経が生きているか、死んでいるかも分かれ目です。なお、以下の場合わけで「浅い・深い」とありますが、ざっくりなので、厳密なところはここでは無視します。
ここでは、神経にまで達していない状態とします。歯の神経がある場合は知覚過敏が生じます。冷たいものを飲むとしみるなどです。ただし、ヒビによるものか、単純な知覚過敏か、虫歯かの断定が見た目だけではできませんので、歯医者に行ってレントゲン撮影し、虫歯の有無をはっきりさせる必要があります。
ここでは、神経に達している、達する手前の状態とします。冷たいものがしみるだけでなく、温かいもので痛い、ものを噛むと痛い、あるいは違和感を生じます。ここまでくると神経に達している可能性が高いです。あいにく、この症状が出ると神経処置を行うか、様子を見て痛みが消えたと思ったら神経が死んでしまっていた、という結末になることが多いです。
ここでは、根元付近で、根の先までは達していない状態とします。これは自覚症状は感じることはあまりありません。感じるとすれば、噛む時に違和感を感じるということでないでしょうか。この状態に早く気づければ、そして歯医者で状態を確認してもらうことが非常に大切です。どうしようもない場合もあれば、大きくヒビが入って抜歯になる前にケアできる場合があります。
ここでは根の先端までヒビが入っている状態とします。この場合は抜歯になる可能性があります。奥歯など大臼歯の場合は歯の根が複数本あるのでヒビ割れした根だけを抜いて、残りの歯を活かす方法(分割抜歯、ヘミセクション、トリセクションなど言います)があります。ただし、前歯など根が1本だけの場合は、割れてしまうと抜歯になります。
ヒビがある程度で止まっていた場合は、それ以上割れないような治療をしていきます。例えばヒビが入っている部分を被せ物で覆ってしまうことで、拡がらないようにする方法や、差し歯であれば、歯の状態によっては差し歯の差す部分の材質を変更する、差す場所を変えるなどがあります。歯の位置や破折部位にもよりますが、場合によっては外科治療でヒビを補修する方法もあります。
これは冷たいものがしみる、噛むと違和感という主訴です。歯に詰め物がありますが、よく見ると薄くヒビが透けて見えます。
治療の流れとしては「①経過観察」「②詰め物のやりかえ」などありますが、今回は治療選択肢の相談の上、「③ヒビを覆い隠すために被せ物にする」となりました。痛みが強い場合は「④神経をとる」という選択肢もありますが。なるべく神経を残したほうが歯の寿命が良いので、今回はこのような選択となりました。仮に神経をとる処置をしても、最終的には歯の強度耐久性の問題から被せ物になりますので、被せ物にして症状が消えれば、神経を取らずしてよかったなと前向きに思っていただければと思います。
詰め物を取り除き、歯を削っていくと、明らかなヒビ割れ、クラックtが確認できます。これが原因で神経に刺激が伝わりやすくなり「しみる」「痛い」の症状が出ます。
被せ物は「銀歯」「CAD冠(プラスチック)」「セラミックス」という選択肢があります。セラミックスは保険外治療です。種類を相談の上、セラミックスで被せることになりました。
被せることで冷たいものなど刺激がヒビから遮断されます。治療後、結果として症状は無くなりました。ただし、ヒビ、クラックが入っていること、神経に影響が出ていたことは事実なので、今後、神経が慢性的に壊死していかなかどうかを見守る必要があります。
神経がない歯は、細菌が侵入すると、歯茎に炎症が起こります。結果として腫れ、痛みが出ます。あるいはニキビのような出来物が現れます。通常は歯の神経の管を通って歯茎や骨に感染していきますが、歯にヒビが入ると、そのヒビから侵入していきます。
まずは根の治療(根管治療)を行います。ただし、それでも改善はしないことがあります。その場合はヒビを修復、埋める必要があります。
どこにヒビがあるか確認をするためにも、外科治療として歯茎をめくり、歯全体を確認していきます。今回の症例では、歯にヒビが入っていることを確認しました。
歯のヒビを部分的に削り、接着剤を流し込みます。専門的ですが、一般的にはスーパーボンド、MTAセメントという類の医療機材を用います。
歯の根の先端3-4㎜には細菌が溜まりやすいと言われています。厳密には、目に見えない細かな管が集結しているため、細菌がそれぞれの管に集結しやすいためです。細菌は目に見えないため、根の先に細菌が集結しているという前提で、一般的には無難に切断を行います。
やることを終えたら、歯茎を戻し、糸で縫います。1-2週間くらいで糸を抜きます。
傷口が治れば、被せ物を装着し、終了です。あとは再発しないことを祈りつつ、経過を見ていきます。ヒビを修復し、歯茎や症状が改善したといえども、またヒビが入る可能性があります。見守っていく必要があります。

歯にヒビが入ると、神経が生きているか、抜いてあるかによっても症状や治療方法が違ってきます。真っ二つに割れてしまうと基本的には抜歯となります。治療するというよりは、現状を早期発見し、今以上に症状が悪化しないよう、ヒビが悪化しないような対応が必要です。
冷たいものがしみる、違和感があるなどは、ヒビによるものもあれば、単純に虫歯、歯周病、根が膿んできたなど、よくある類のこともあります。むしろヒビが原因という症状はどちらかというとマイナーです。どちらにしろ、症状があれば放置するのでなく早期発見、早期治療という観点から歯医者を受診して診てもらうことが大切です。
見た目では分からない虫歯や、見分け方・進行度について写真画像を通じてご紹介します。
2022年12月15日
虫歯は見た目では分からないものや、少し黒いだけでも進行しているものもあり、見た目以上に進行していることがあります。逆に黒くても進行していないこともあります。今回は見た目以上に進行している虫歯をご紹介します。
この写真のどこかに虫歯がありますが、どこにあるかわかりますか?
見た目が黒い、黒い筋や点があれば「もしかすると」と感じますが、何もなさそうなところにも「歯と歯の間」から虫歯になっていることがあります。歯と歯の間では、前歯がまだなんとなく黒い、あるいは茶色の筋が見えますが、奥歯だと真横からは手鏡でも見ることができないので、自分自身では気づかないところになります。正式には歯の隣接する面が虫歯なので「隣接面カリエス(カリエス=虫歯)」と言いますが、見た目では分からないので「隠れ虫歯」とも俗にいうこともあります。
まずは症状があるかどうかがあります。以下の項目に当てはまるものがあれば一度歯医者を受診して検診を受けてもいいかもしれません。
・冷たいもの、温かいものが沁みる
・噛むと痛い
・チョコレートなど、甘いものがしみる
・たまに痛む
ちなみにですが、症状があるということは神経に影響が出ているということなので、割と進行具合は大きいことが多いです。
歯の内部に虫歯が進んでいると、虫歯としての黒さが透けて見えることがあります。ただし自分で見抜くにはかなり難しいです。これは歯医者さんなど第三者が見て気づくことが多く、自分で手鏡で見るには限界があるかと思われます。
はっきり申し上げて、症状がなければ自分ではほぼ分からないと思われます。お口の中を第三者が見て気づくこともあるかもしれませんが、歯医者さんでも見た目だけでは見つけれない虫歯があります。そのため、後述しますがレントゲン撮影が非常に大切になります。
見た目では分からないので、レントゲン撮影となります。
このように、見た目は周りと同じ白い歯をしていますが、レントゲンを撮影すると一目瞭然、他の歯と違い黒く透けて写っています。症状があれば虫歯があるかなと思いますが、症状がないとレントゲン撮影しない限り虫歯を見落としてしまいます。
症状がない場合はまだ良いことがありますが、症状があった場合は神経に影響が出ていることになるので、かなり進行している可能性があります。俗にいう神経をとる治療になるかどうかという段階です。もちろん「症状がある=神経をとる」訳ではありませんが、症状の強さによってはその可能性が出てきます。
症状がない=そこまで進行していない
症状がある=神経に影響が出ている=進行している可能性がある
となります。
もし虫歯が大きく進行し、神経をとる治療になると、治療回数や歯の寿命、費用や術後症状などトラブルが必ずついてきます。ちなみにですが、治療回数は奥歯の場合だと、根の治療が約4回、歯型とり1回、被せ物を装着で1回くらいでしょうか。数ヶ月かかることもあります。神経に達していない虫歯であれば詰め物をするだけなので1−2回で終わることが多いです。
結論、見た目で分からない虫歯はレントゲン撮影しないとわかりません。なので、1年に1度は歯科検診に行くことが望ましいでしょう。仮に症状が出てから歯医者さんに行く場合は、早めの方が良いでしょう。それは、虫歯でしみるのであれば放置するほど進行して神経を犯していくことになり、治療回数も一気にかかる治療にステップアップします。
2022年11月20日
「痛い」あるいは「痛くなかった」虫歯の治療後に、詰め物をした後日、歯が痛いことありませんか?これはよくある現象の1つです。ではどうして痛くなるのかお話して行きます。
虫歯治療とは、虫歯菌によって感染してしまった歯を削り取るというものです。削る時は、ダイヤモンドでコーティングされたものを、分速20,000-40,000回転という速さで削ります。もちろん、削るという振動が【物理的な刺激】として伝わります。さらに摩擦熱が生じるため、水を出しながら冷却しています。この温度変化そのものの【物理的な刺激】が発生します。
治療中は麻酔をしているので痛くはないですが、痛くなくてもこの刺激がなくなるわけではありませんので、神経に刺激が伝わり、一時的な炎症が神経に発生し、治療後の痛みとなります。
極端に冷たいものや温かいものを避けて、その歯にとって安静な状態を維持しましょう。一時的な神経の炎症なので、日にちが経つにつれて落ち着いてきます。ただし、数日のこともあれば1週間単位、結果として1ヶ月くらいかかることもあります。痛みの程度が1週間前と比べて改善傾向にあれば、その改善の割合だけ日数をおけば治るだろうという単純な考えで経過をみて行きましょう。
ただし、ある一定のところまで良くなっても、その後は治らない場合は悩ましいところです。その場合は知覚過敏用の歯磨き粉などを用いて神経を刺激しないような工夫が望ましいでしょう。
神経に近接あるいは接している虫歯治療は、虫歯をとると共に、神経そのものが多少なり傷ついてしまうことがあります。虫歯と神経が隣り合わせの場合、神経だけを触らず虫歯だけを取ることが難しいため、現実的に神経を多少なり傷つくことがあります。その結果、一時的に炎症が神経に生じるため、治療後の痛みが発生します。
これも冷たいものや温かいものを避けて、刺激を与えないようにすることが望ましいです。一時的な神経の炎症であれば、期間が経てば治って行きます。ただし、問題なのは「温かいものがしみる」「ズキズキする」「噛むと痛い」です。特に「噛むと痛い」場合というのは、神経が全体的に炎症している状態であり、ここまでくると回復しないことが多いです。冷たいものが染みるだけであれば一時的な炎症として回復する見込みがあります。一方で、前述した「噛むと痛い」などの症状がある場合は、期間をおいても解決しないことが多く、神経をとる治療(抜髄、根管治療)に移行することになります。
詰め物をするときは、歯にくっつけるために接着剤のようなものをつけます。そこにはさまざまな成分が入っており、歯の表面と詰め物をくっつける役割を果たしています。治療の時に風を吹きかけたり、光を当てたりするのはそれらの成分の効力を発揮させるためとなります。ですが、その成分が十分に効力を発揮しなかった場合など、成分そのものが化学的な刺激として神経に影響を与えることがあります。そうなると化学的な刺激が慢性的に続くため、神経に炎症が生じてしまい、治療後の痛みとして続くことになります。
これも一時的な刺激として経過を見ていくか、あるいは一度詰め物を外し、再度詰め直すということを行います。最終的には、日数が経つにつれて良くなっていくかどうかです。ある一定のところで改善しない場合は、その続いている症状がどの程度なのかによって治療の選択肢が変わります。現状で妥協するのか、詰め直しするのか、知覚過敏の歯磨き粉などで経過を見るのか、一概には断定できませんが、治療を受けた歯医者さんで相談することをおすすめします。
レントゲンで神経に近接している虫歯と断定できますが、現実的なところは治療をしてみないとわからないことがあります。実際に神経にギリギリのこともあれば、神経の炎症を実際に確認できることもあります。ですが、よくも悪くも判断ができない場合もあります。神経をとると様々な理由で歯が弱くなり、治療回数も一気に増えます。そのため、歯医者さんによっては、一度神経を保護する薬をおき、とりあえず埋めて経過を見ることがあります。結果として、痛みが取れなかった場合は後日神経をとる治療に移行することとなります。
もちろん治療後すぐは痛みが出ることがありますので数日は経過をみましょう。あまりに痛みが強い場合は鎮痛薬を服用しましょう。ただし、我慢と言っても個人差があり限界があります。鎮痛薬でもどうしようもない場合は、一度かかりつけの歯医者に相談しましょう。治療している歯医者さんが一番神経と虫歯の状態を理解しています。神経をとるべきなのか、経過をみても良いのか判断してくれるでしょう。
前述の解決策・治療策の通り、歯医者に行って現状把握、相談が一番ですが、現実的にすぐ歯医者に行けることも少ないです。自分自身でできる対応策をご紹介します。
簡易的で間違いない方法です。歯の痛み(歯痛)はロキソニンが成分的に一番良く効きます。他には市販薬としてロキソニンS、イブ、タイレノール、バファリンなどがあります。飲み薬以外にも塗り薬がありますが、まずは第一選択は飲み薬です。
塗り薬の場合は歯周病など歯茎に炎症があるものには効果がありますが、補助的な意味合いで捉えていただくと良いでしょう。
神経が炎症を起こしているので、刺激を与えないことが大切です。温度的な刺激、食事など物理的な刺激をできる限り避けましょう。
血液の循環が良くなると炎症としての強さが増して行きます。できる限り安静にすることが大切です。具体的な例として「飲酒」「過度な運動」「長時間の入浴」は避けましょう。
痛みが強い場合は一度冷やしてみましょう。直接冷やすのではなく、患部を顔の外側から冷やします。理論としては、血管が収縮するので血液循環が遅くなり、結果として炎症の程度が和らぐということです。ただし、冷やすという温度的な刺激でかえって痛くなることもありますので、臨機応変に行いましょう。
虫歯治療によって痛い原因と対応策についてご紹介しました。
虫歯治療によって2−3日ズキズキと痛みが出ることは決して珍しいことではありません。もちろん、痛みが出てほしくはありませんが、術後症状のリスクとしてゼロではないということです。
痛みが数日なら良いですが、それ以降も一向に良くならない場合は、かかりつけの歯医者に相談しましょう。軽減傾向に転じた場合は経過を見るのも良いかと思います。ただ仕事の都合などですぐに歯医者に行けないことがよくあると思いますので、その場合はドラッグストアなどでロキソニンSなどの鎮痛薬を服用しましょう。
津市久居の歯医者「ナカニシ歯科医院」
2022年7月4日
津市久居の歯医者「ナカニシ歯科医院」です。セラミックスの詰め物の寿命を延ばすラバーダム治療をご存知でしょうか?治療の実際をご紹介させていただきます。
2016年の世界的な統計では5年経過で92-95%、10年経過で91%と結果が出ています。保険治療のものは5〜10年で虫歯、脱離、破損が出るため、比較するとセラミックスの方が長持ちすると考えます。もちろん91%が大丈夫でも9%はやりかえになっているため、その9%に当たりたくはないかと思います。
セラミックスを始め、歯科治療は人工物です。そのため、お口の状態、環境によって寿命が大きく異なります。歯を全く磨かなければ新しい虫歯になりますし、歯ぎしりが激しいと物理的な破壊力でセラミックスなどの詰め物が壊されます。セラミックスの寿命とはいかにモノを大切にするかと同様に、いかに綺麗にケアしていくかが重要なポイントです。
【価格】¥55,000-税込
(※治療時点での価格です。近年の物価上昇により価格変更する可能性があります)
【治療回数】2回
【利点】審美的・プラークがつきにくいため虫歯、歯周炎になりにくい
【欠点】歯ぎしりなど激しい衝撃によってかけることがある
大きく2つあります。「歯科医師の技術」「患者の口腔ケア」です。歯科医師の技術は正直なところ患者側からは判断が難しいため、残念なことに信じるしかないかもしれません。日頃の治療の中で信頼できるかなと思うかとどうかとなります。ちなみにですが、歯科医師の技術とは「噛み合わせを考えた詰め物」「適切な詰め物の形態・厚みの確保」「ラバーダム治療」などがあります。
ラバーダム治療とは、簡単に言うとゴムシートをかけるだけとなります。ですがこのゴムシートの掛け方やその「ひと手間」が難しく、かつ重要なポイントとなります。例えばですが、水分がついている面に接着剤をつけてもくっつきが悪いと思います。お口の中も同様で、詰め物をつける時に水分があると接着力が低下します。さらに、お口の中は湿度が高いため、その湿度ですら接着力に影響すると言われています。このラバーダムというゴムシートで水分や湿度から守り、接着力の向上をはかります。
ラバーダム治療はセラミックス治療など接着力に関する治療において活用される方法です。1つ1つの工程を丁寧かつ確実にしていくという積み重ねが、寿命に大きな影響を与えます。同じ治療内容でも、このような細かい工程を疎かにしてしまうと寿命に影響が出てきます。歯科治療以外でも何でも言えることですが、地道なステップが10年20年先に大きな結果を及ぼ巣ことになりそうです。
2021年10月23日
津市久居の歯医者「ナカニシ歯科医院」です。今回は洗口液(マウスウォッシュ)についてのお話です。
洗口液(マウスウォッシュ)とは、お口の中を綺麗さっぱりし、口臭を防いだりするものです。口臭を防ぐなどを目的とする物もあれば、歯周病や虫歯対策などを目的とするものもあります。基本的には治すということでなく、予防という概念になります。
製品にもよりますが、一般的にはキャップに入る分(10〜30ml)を口に含み、グチュグチュと口をゆすぎ、吐き出して終割りです。その後に水でゆすぐというのはありません。使うタイミングは【朝・昼・夜の食事後の歯磨きの後、起床後、就寝前】など細菌が増えるタイミングで行うのが良いでしょう。
洗口液(マウスウォッシュ)は歯磨きなどでは行き届かないようなとこまで、液体がゆえに行き渡らせることができます。口を空気で膨らますように、全体に行き渡るようにゆすぎましょう。
製品によるところがありますが、基本的には水でゆすがないことをお勧めします。中には水でゆすいでも大丈夫なものもあるかもしれませんが、フッ素入りなど虫歯予防のものなどは口の中に予防成分が留まることでより効果的になるものがあります。気持ち悪いということで水でゆすぐのは仕方がないかもしれませんが、できる限りは洗口液(マウスウォッシュ)を使用後はそのままが良いでしょう。
口の中の細菌は就寝中に増殖します。これは唾液の量が減ることにより、口の中が洗い流されないことが原因です。言い換えると日頃は唾液や飲み水で洗い流されるので、ある程度は細菌の増殖を抑えられているということになります。寝る前に口の中の細菌をリセットすることで、増殖力を抑えます。
前述しましたが、起床後の口の中は、就寝中に増殖した細菌で満たされています。事実上、一番汚い状態です。起床後に歯磨きを行うことが一番ですが、時間がない時は洗口液(マウスウォッシュ)で口をゆすぐのも効果的です。
外出先や仕事先では中々歯ブラシをする時間がないこともあります。歯ブラシをしないと汚れが溜まり続けるため虫歯や歯周炎、口臭の原因になります。汚れがついたままの洗口液(マウスウォッシュ)は効果が弱いですが、しないよりは良いかと思います。もちろん、人とあうことがあれば、歯ブラシをして口臭予防として用いるのが良いでしょう。
妊娠中につわりで歯が磨けない、歯ブラシを入れると気持ちが悪い、震災などで水が使えないなど、歯ブラシができない事情が起こることがあります。口を磨かないと不衛生になり免疫力低下にもつながります。そういう時に洗口液(マウスウォッシュ)を行いましょう。実際に震災があったときは洗口液(マウスウォッシュ)が配布されることもあります(地域や自治体によります)。
【①口臭予防 ②虫歯予防 ③歯周病予防 ④ホワイトニング目的】と大きく4つに分かれます。
口臭を抑えるには、口臭の原因となる細菌を目的とした洗口液(マウスウォッシュ)を選びましょう。具体的には細菌を殺菌する「クロルヘキシジン」や「CPC」が含まれているもの、あるいは、口臭の原因物質を抑制する「二酸化塩素」「塩化亜鉛」が含まれている物になります。さまざまなメーカーの物がありますが、口臭予防を得意とするところの1つに「ブレスラボ」があります。
【口臭予防を目的とする成分】「クロルヘキシジン」「CPC」「二酸化塩素」「塩化亜鉛」
虫歯予防には「汚れを落とす」「歯を溶かす酸を中和する」というのが目的となります。具体的には、「デキストラナーゼ」は酵素の力で歯垢(プラーク)を除去します。ガムなどで有名な「キシリトール」は虫歯の原因菌を抑制し、かつ食事で酸性に傾むき歯が溶けるところを中和する働きがあります。メーカーとしてはライオン「クリニカ」などがあります。
【虫歯予防を目的とする成分】「デキストラナーゼ」「キシリトール」
虫歯予防と重なりますが、細菌を殺菌する成分として「クロルヘキシジン」「CPC」などがあります。歯周病対策としては「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」などが有名です。歯周病予防としての洗口液は種類は多くありません。どちらかというと「デンタルリンス」という「液体ハミガキ」として販売していることが多いです。マウスウォッシュのメーカーとしては「コンクール」というシリーズが有名です。
【歯周病予防を目的とする成分】「IPMP(イソプロピルメチルフェノール)」など
ホワイトニングとしては着色除去を目的とします。汚れを浮き上がらせる「重曹(炭酸水素Na)」や、汚れそのものが付着するのを防ぐ「ポリリン酸ナトリウム」が成分としてあります。
ホワイトニングに関してはさほど種類は多くありませんが、それでも少なくはないかなというところです。薬局で探すと最低でも何種類かはありますので、その中から選ぶことになります。各メーカーから独自の成分や手法があり、甲乙がつけがたいというのうが個人的な見解なので、よく使うメーカーであったり、直感や値段で決められるのが良いかと思います。
【ホワイトニング目的の成分】「重曹(炭酸水素ナトリウム)」「ポリリン酸ナトリウム」
アルコールがあるかどうかは【①爽快感などの刺激 ②殺菌 ③口臭】がポイントとなります。歯周病や口臭関連はアルコール含有が多いと思います。ただし、アルコール含有は口への刺激も強くなりがちなので、初めての人は分量の少ないものを購入し、合う合わないを確かめることをお勧めします。
成分や謳い文句で歯周病、虫歯予防なると思われがちですが、しっかり歯を磨いているというのが前提です。汚れが取れていないと洗口液(マウスウォッシュ)の効果が発揮されません。歯と歯の間に食べ物が詰まったままの状態では、洗口液(マウスウォッシュ)を使用しても意味がありません。しっかりと歯を磨きましょう。
進行が浅い虫歯や歯周病であれば問題ありませんが、ある程度進んでいる場合は治療を優先し、洗口液(マウスウォッシュ)を使用する場合は主治医と相談しましょう。洗口液(マウスウォッシュ)の刺激により痛みなど症状が出ることがあります。
何度もやればいいという問題ではありません。何度も何度も行うと、口の中にいる常在菌という、関係のない菌まで影響が及ぶことがあります。使用頻度としては【朝・昼・夕飯後の歯磨きの後、就寝前、起床後】といったように、細菌が増殖するタイミングで行いましょう。
アルコール含有であったり、味の問題などで水で洗い流したいと思うことがあるのではないでしょうか。ですが、洗い流すとせっかくの成分がなくなってしまい、効果を十分発揮しません。できる限り水でゆすぐのは避けましょう。
さまざまなものがありますが、目的としては【予防】となります。歯垢、汚れが歯ブラシで除去できているというのが大前提です。あくまでも歯磨きが基本であることを忘れないでください。
人にオススメされたものが自分にあうとは限りません。お口の環境や細菌の種類、数は違います。さまざまなタイプが各メーカーから販売されていますので、成分やタイプを決めた上で、どれが自分に合うのかは試していく必要があります。
・歯をしっかり磨きましょう
・汚れが取れている状態でこそ、効果を発揮する
2021年9月29日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
口の中を見てみると「歯が黒い」「虫歯かな」と思ったことありませんか?ただの着色のこともあれば本当に虫歯になっていることもあります。今日はその中でも初期虫歯についてのお話です。
歯科医院によって言い方などさまざまかもしれませんが、一般的には歯が白くなっており、表面が荒れている状態です。穴が開く前の状態とも言えます。この段階では努力次第では改善することができます。ただし、穴が空いてしまうと治癒しないので、この状態になれば予防に徹することが大切です。
この段階でできる予防方法は『フッ素塗布』になります。歯磨き粉でもフッ素濃度の高いものを使用してきましょう。フッ素の効果は以下の3点あります。
黒い点・筋は「エナメル質う蝕」と言うものです。これも初期虫歯とも言うことがあります。ただし、歯の溝にある着色のこともあります。双方ともに「問題ないとみなして無処置」「削って詰める」と言う選択肢があり、これは患者様とのご希望と相談になります。ただし、同じ黒い点や筋でも、内側深くまで進行している「大きなむし歯(象牙質う蝕)」もありますので、注意が必要です。
虫歯治療のガイドラインにもありますが、治療を行うかどうかの指標が【①症状があるか ②見た目が気になるか ③実質的にかけているか、穴があるか ④虫歯になりやすいか】などがあります。他にも【⑤レントゲンでの確認】がありますが、これは歯科医院で診察を受けないとわからないので、自分で判断するには最初の4項目になるのではないでしょうか。
黒い点や筋のむし歯は、単なる着色のときや治療しなくてもいいような初期段階の虫歯もありますが、ときに内側に大きく進行していることもあります。例えば、この写真の①の場合は歯の溝に着色が沈着している状態です。これは気になれば治療ですが、無処置で経過観察しても大丈夫な状態です。
着色だけのこともありますが、少しだけ進んでいる、小さな虫歯のこともあります。それが「エナメル質う蝕」というものです。初発の虫歯、初期虫歯ともいうこともあります。先述した白い状態と言い方が重なりますが、歯科医院によっては初期虫歯という説明を受けることもあるかと思います。
この段階に来ると、総合的な判断で治療となります。例えば10代でこの状態では進行が早い、虫歯のリスクが高いと判断することがありますが、50,60代でこの状態は大丈夫と判断することがあります。これは、虫歯のリスク判断と歯科医師や患者のご希望など総合的な判断のもとになります。
⑤治療した方がいい黒い点、むし歯は?
歯の外側の層(エナメル質)を超えて、内側の層(象牙質)に入ったむし歯が治療対象になります。残念ながら、これは自分自身で目で見て確認、判断は難しいかもしれません。歯をよく見たときに見た目の黒さも大切ですが、内側に入り込んでいるような黒さが1つの判断材料になります。
⑥黒い点、黒い筋のむし歯の治療方法は?
治療に関しては【①むし歯を除去 ②詰め物をする】となります。除去して樹脂を詰めることもあれば、歯型をとり、銀歯やセラミックスを入れるということもあります。これは虫歯の大きさや歯科医院によって変わってくることがあります。
⑦まとめ 黒い点、黒い筋のむし歯を見つけたら?自然には治らない?
歯の表面が白濁状態であれば自然治癒の可能性があります。ですが、黒くなってしまったら自然治癒はできません。初期の段階であれば歯磨きなどで進行を食い止めることは可能ですが、内側の層(象牙質)に入り込むと削っての治療が必要になります。症状がなくても中で大きく拡がっている虫歯もありますので、自己判断ではなく歯科医院でレントゲン撮影を行い、状態を調べることが大切です。
今回のお話はあくまで1例です。繰り返しますが、黒い点を見つけたら、症状がなくても歯科医院で確認を行うことをお勧めします。詰め物がある方は、もしかすると内側で虫歯ができているかもしれません。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515
2021年7月15日
津市久居の歯医者「ナカニシ歯科医院」です。
虫歯治療が終わって一安心していませんか?しっかりと手入れをしていれば新しい虫歯はできにくいかもしれませんが、一度治療したとこの虫歯は再発する傾向が高いです。
どうして再発しやすいのかというと、それは歯の一番強いところが失われれいるからです。歯は「エナメル質、象牙質、歯の神経」の3構造に分かれており、一番上の表層エナメル質が一番硬いです。実は骨の2倍くらい硬いです。
虫歯治療をする時は、その一番硬い層エナメル質が壊れ、次の柔らかい層の象牙質に虫歯が進行している時が多いです。そのため、治療で詰め物をしたとしても、その詰め物がダメになるとすぐに虫歯が柔らかい層である象牙質に侵入していきます。いうならば、虫歯になりやすい象牙質が剥き出し状態というわけです。本来ならば一番硬い層のエナメル質がある程度守りますが、一度治療しているとそれが失われてるということが何よりも虫歯になりやすくなります。
詰め物や被せ物をすると、その時は治っているように見えます。ですが、あくまで人工物なので経年劣化していきます。個人差ありますが、温かいもの、冷たいもの、噛む力などにより劣化のスピードが違います。詰め物自体の大きさも影響します。つまり、治療をした後も定期的に詰め物と歯の隙間が大丈夫かどうか、レントゲンで虫歯になっていないかなどを確認する必要があります。
保険治療で行われる治療は、主に金属とプラスチックが使用されます。実は金属とプラスチックは歯の汚れ(歯垢、プラーク)がこびりつきやすい特徴があります。通常の歯よりもこびりつきやすいため、今まで以上に歯磨き粉を念入りに丁寧に行わないと、さらに虫歯になっていきます。
治療をしたら詰め物と被せ、どちらかが入ります。そこにはどうしても歯との境界が生まれます。材質にもよりますが、どうしてもこの境界が段差になることがあります。段差になるということはそこに汚れがたまりやすくなります。そのため、その溜まった汚れが虫歯を引き起こすことになります。治療の質や保険内・保険外治療で段差の有無大きく変わります。
日本の虫歯治療のガイドラインにも掲載されていますが、10年後の再発率は以下のようになっております。
プラスチックの詰め物:40%
金属の被せ物:44%
金属のブリッジ:68%
となっております。言い換えると、10年後に正常な状態で残っているものはそれぞれ60%、56%、32%となります。詰め物や被せ物の劣化は避けられないため、できることは定期的に歯科医院でクリーニングを受けること、毎日の歯磨きをより丁寧に、念入りに行うことが大切です。もちろん統計上なので、実際のところは20年大丈夫な人もいれば、5年未満で問題が生じる人もいらっしゃいます。あくまでその歯の状態や清掃状態で決まります。詰め物や被せ物の虫歯に関しては定期的に歯科医院で確認していく他はないと考えます。
虫歯になった原因を改善しないと、必ず再発します。具体的には、虫歯になった頃の食生活や歯磨き習慣を改善する必要があります。虫歯の原因の大部分は歯の清掃不良です。もちろん虫歯の原因は汚れ以外にもありますが、大部分はこの歯磨きで改善されるといっても過言ではありません。
以下がポイントになります。
・歯ブラシの交換時期 1−2ヶ月に交換
・歯間ブラシなど、補助的なブラシを使用する
歯ブラシは1〜2ヶ月で交換しないと毛先が拡がり、歯垢の除去率が半減します。せっかく歯磨きをするのであれば新しい歯ブラシを使用してしっかり汚れを取りましょう。また、虫歯は歯と歯の間から発生することが多いです。つまり、歯と歯の間に汚れが溜まっているから虫歯になることになります。歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを確実に落とすことで虫歯予防につながります。
日頃の歯ブラシが大切ですが、どうしても磨きにくいところが出てきます。完璧に磨けているつもりでも、磨けていない、あるいは磨きにくい箇所が少なからず出てきます。具体的には奥歯の奥のところであったり、歯並びが悪いところなどです。
歯科医院では専用の器具を使用して細かいところの汚れを取ることができます。さらに、PMTCというクリーニングで歯の表面をツルツルにし、汚れがつきにくくします。
日頃の歯ブラシを大切にする一方で、歯科医院でより歯の質を向上させることが予防につながります。
甘いものをよく食べる、砂糖が入っているものをよく飲むなど、虫歯の原因になる砂糖をよく摂取するのであれば、減量してきましょう。よく缶コーヒーで微糖とありますが、あれも砂糖が含まれていますので、虫歯になりやすい飲み物として捉えていただけばと思います。
以下の点を押さえましょう。
・虫歯治療後は経年的に再発しやすい
・詰め物被せ物は5〜10年で再発する可能性がある
・食生活や歯磨き習慣を見直そう
・歯科医院で専門的な予防治療を受けよう
できる限りの努力をすることが大切です。もちろん完璧に再発防止ということは難しいですが、少しでも再発する期間を延ばすことが歯の延命につながります。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515
2021年1月10日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
デンタルフロス、なんとなく使っていませんか?
ただフロスを通すだけでは汚れは取れません。
〜デンタルフロスを使う意味〜
歯磨きでも中々取れないのが歯と歯の間の汚れです。
実際の虫歯治療も、歯と歯の間からの虫歯、隠れ虫歯の割合が多いです。
その為、予防するためにも歯と歯の間の汚れをとることが大切です。それがデンタルフロスの役目です。
〜デンタルフロスは歯の面に沿わせる〜
デンタルフロスをただ歯と歯の間に通すだけでは意味があまりありません。大きな汚れは取れるかもしれませんが、歯の面にこびり付いている汚れはそれだけでは取れません。
フロスの角度を変えて、歯の面にフロスを沿わせることが大切です。
背中をタオルでゴシゴシするように、歯の面の汚れを落としましょう。
〜デンタルフロスは何度か通す〜
デンタルフロスは歯と歯の間に通すだけでなく、何回か通すことが大切です。
前後、上下に揺らしながら何度か繰り返すことで、歯の面の汚れをより多く落とすことが大切です。
〜最後に〜
実際の虫歯でくる患者様も、歯と歯の間から進んでいる虫歯が大多数です。しっかり、歯と歯の間の汚れのケアを行うことが大切です。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515
2021年1月5日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
「麻酔が効きにくい」と言われたことありませんか?
麻酔を十分して治療をする歯の周りの頬、舌、歯茎などが感覚がないにも関わらず、虫歯治療をすると麻酔が効いてなくて痛いということがあります。
「虫歯で歯が痛い」「ズキズキして痛みをとって欲しい」という時ありませんか?
このような痛みで来院された時、医療者としては痛みを取り除きたいのですが、実は麻酔が効きにくく治療が難しいことが多いです。
「痛みが強い=炎症が強い」という状態です。
炎症が強いと、麻酔が効きにくいです。
理論で話すと、麻酔が効かない理由としては
【①炎症が強い→②炎症が生じている組織が酸性に傾く→③麻酔は酸性下では効かない】
という流れになります。
麻酔が効かない場合は、効いている範囲でできる限り治療を行うか、応急処置、内服などで対応になります。時に、痛みが強い中我慢しつつ治療を進めていくこともありますが、臨機応変に対処することになります。
下の顎の骨は、厚みがあり、密度が高いです。
それは噛むための筋肉がついており、骨としても皮質骨という非常に硬い骨が厚く多いからです。
通常、麻酔液は粘膜の中に注入され、それが骨を通過して歯の神経へと作用します。
骨が分厚いと、骨を通過しにくくなるため、歯の神経に麻酔が行き届かない現象が生じます。
「周りの頬や舌、唇が痺れているのに、どうして歯が痺れていないのか」という現象はこれが理由です。
先述した理由と同様になります。
体格が良い人は、その分、骨格がいい方が多いです。
もちろん顎の骨も分厚さが出るため、麻酔が浸透しにくくなります。
麻酔薬は効く効かないは先述通り
①組織のpHが酸性に傾くかどうか
②骨の厚みなどによる麻酔の浸透力
となります。体質で効かないというのはありません。
これは日本歯科麻酔学会にも記載がされています。
麻酔が効く範囲で治療を行うか、内服で痛みをしのぐという形になります。
もちろん、すぐに痛みをとることができないため辛いところですが、致し方ないところがあります。
理想は「痛む前に治療を行う」になります。
【痛い=炎症=麻酔が効きにくい】からです。
そのためには
①定期的に歯科検診を受ける
②かける、しみるなど何かトラブルを感じたら早めに歯科医院に行く
に限ります。
痛い中、歯医者さんに来ているのに麻酔も効かないとなると苦痛しかありません。
ですが、現実問題として痛みを1回の治療で取り除くことが難しいことがあります。
もし異変を感じたら、痛みが走る前に、早めに歯科医院を受診することが大切です。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515