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痛くない麻酔注射を行うために 〜麻酔の針について〜

2020年12月11日

津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。

 

歯医者が嫌いな理由に「痛い」があると思います。その中には「麻酔が嫌だ」「麻酔注射が嫌だ」という声も多くあります。

もちろん、歯科治療は麻酔なしでは虫歯が取れないことが多くあります。

 

そこで、今回は麻酔をなるべく痛みなく行うための工夫、技術のうち、麻酔の針についてご紹介します。

 

 

 

 

〜麻酔注射が痛くない理由 針が細い〜

治療時の痛みがないように行うのが麻酔注射です。その麻酔注射の痛みというのはどうしても避けては通れません。

歯科医院では、その痛みを無くすために様々な工夫をしております。

その中の1つが麻酔注射の針の太さです。

 

注射の針が太いと、その分痛みを伴います。

想像していただいてもわかると思います。

 

 

 

 

通常、点滴などに使用される針で26〜27ゲージ(0.4〜0.45mm)の針が使われています。

歯科医院で使われている針は30ゲージ(0.3mm)くらいです。

 

 

当院では、さらに細い33ゲージ(約0.26mm)の細い針を使用していました。これは糖尿病患者さんがインスリンを注射する際に少しでも痛くないように開発されたものと言われています。

 

ですが、さらに細い35ゲージ(0.23mm)との針が登場し、当院でも使用開始しました。

33ゲージの針に比べ約0.03mmというわずかな差ですが、「痛みを避ける」という点において、この差は大きいと考えます。

 

 

 

さらに、メーカーの統計によると、刺通抵抗値というものが、33ゲージに比べると15%以上低下しています。

つまり、注射の痛みがその分だけ軽減されるとも言えます。

 

 

 

 

〜最後に〜

歯医者が苦手な理由の一つが治療の痛みです。

当院では、この痛みに対して可能な限りの配慮し、多くの患者様にお喜び頂いています。

「全然痛くなかった」「え、もう麻酔していたの?」と驚かれることもあります。

 

 

今までの歯科治療の中で「麻酔をしても痛かった」という経験の方もいらっしゃると思います。

しかし、多くの場合において麻酔をしっかり効かせるための位置・時間・方法を間違えなければ、痛みを感じることはないことが多いです。

 

 

 

 

痛みが大丈夫であっても、「麻酔が嫌い・苦手」という声はよくあります。痛み以外にも、麻酔液が流れ込む感覚、麻痺している状態など、確かに気持ちの良いものではありません。

これらを極力軽減するために、その努力の1つとして、この麻酔時の痛みを小さくする取り組みを大切にしています。

今回導入した35ゲージの細い麻酔針もその一つです。

 

 

0.03㎜という小さな変化ですが、この小さな変化が患者様に取って大きな変化になることを祈っております。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7 中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 
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