歯周病と体の仕組み 〜10代から歯周病は始まっている〜
2020年12月2日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
〜歯周病チェック〜
2つ以上あれば、一度歯科医院にご相談することを勧めます。
□ 朝、口の中がネバネバする
□ 冷たいもので歯がしみる
□ ハグキがむずがゆい
□ ハグキが赤く腫れている
□ 歯を磨くと出血する
□ ハグキが痩せてきた
□ 歯が浮いたように感じる
歯周病は生活習慣病、国民病です。
歯周病は中高年からと思われがちですが、実は10代から歯周病が始まっている人もいます。
H28年の厚生労働省の調査では、15歳以上の3人に1人がハグキから出血するほどの歯周病を患っていると報告されています。
歯周病は進行すると、歯を支える組織に炎症が広がり、骨が溶けていきます。
〜ウイルスや細菌の活動を助ける歯周病〜
歯周病は、歯やお口だけでなく、全身の病気と関連していると、多くの研究結果が発表されています。
例えば、歯周病のもととなる細菌の中には「プロテアーゼ 」と呼ばれる酵素を出し、口の中の粘膜細胞を破壊します。
つまり、歯周病の菌はウイルス侵入を助ける特徴があります。
歯周病の予防には、毎日のセルフケアと、歯科医院での定期的なプロケア。
その両方で、お口を歯をいつまでも健康に保つことが大切です。
また、お口の機能が弱っていると、食べ物が気管に入ってしまう「誤嚥」が起こります。
これとともに歯周病菌が肺に入り、誤嚥性肺炎を起こします。
むせやすくなってきた人は要注意です。
コロナウイルスの流行もあり、いかにウイルスから身を守るかが問われています。
感染しても無症状の方もいらっしゃいます。
発症しないためにも、少しでも免疫力を上げていくことが大切です。
そのためにも、体への入り口、口の中を綺麗にして免疫力を上げておくことが大切です。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515