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歯医者でのクリーニング、頻度や期間について

2020年11月7日

津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。

 

 

歯のクリーニング、どれくらいの頻度で受ければいいか思ったことありませんか?歯周病や虫歯のリスクが高い人は短期間で受診が望ましいですし、歯周病や虫歯も進んでおらず、歯ブラシもできていて綺麗な人は歯科の受診すらしていないかもしれません。今日はクリーニングについてのお話です。

 

 

 

【目次】
①歯医者でのクリーニング、メリット
②クリーニングの期間は?
③1〜2ヶ月毎のクリーニングが望ましい人
④3ヶ月〜に一度でも大丈夫な人
⑤まとめ

 

 

 

 

①歯医者でのクリーニング、メリット

[1] こびり付いた歯石が取れる

自分で取り除くことができない、歯石を除去できます。歯石とは歯の汚れがこびり付いたもので、歯ブラシで取れません。よく下の前歯の裏側につきやすく、舌で触るとざらついていることがあります。歯石はザラザラしているため、汚れがさらにつきやすくなり、歯石がよりついてしまいます。この悪循環によりお口の健康が損なわれていく、歯周病が悪化していきます。自分で取ることができない歯石を歯医者でのクリーニングで除去することが大切です。

 

 

 

[2] 歯の着色汚れが取れる

コーヒー、紅茶などを生活習慣で飲んでいると、どうしても歯の表面に着色します。このような食生活などで歯の表面が汚れていくため、PMTCという、機械的に研磨することで取ることができます。さらに、歯の表面自体もピカピカになるため、汚れがつきにくくなります。汚れがつきにくいということは、虫歯や歯石のリスク、歯周病のリスクを軽減することにつながります。

 

ただし、きれいにしても半永久的ではないため定期的なクリーニングが大切になります。また。あまりに汚れが強い場合は一度では中々取れないため、回数、時間がかかることがあります。

 

 

 

[3] 虫歯、歯周病、口臭の予防になる

先ほどもリスク軽減とお話ししましたが、虫歯・歯周病のリスク軽減、予防になります。

 「汚れをとる=細菌が減る」

 「歯が綺麗になる=汚れがつきにくい」

 「虫歯、歯周病が軽減される=口臭もなくなる」

 

歯医者は虫歯や歯周病などのイメージがありますが、クリーニングで口臭が軽減されるということがあります。口臭は自分で気づく人もいるかもしれませんが、大抵は第三者が指摘して初めて気づくものです。ですが、家族以外の人はなかなか指摘してくれません。自分で予防していくことが大切です。

 

 

 

[4] 症状がない隠れ虫歯などが見つかるかもしれません

歯医者さんでクリーニングを行う時に、虫歯が見つかるかもしれません。虫歯は痛くなったときは神経に影響が出るくらいの大きさです。神経に達する前に虫歯を治す必要があります。虫歯は痛みがないうちに、早期発見、早期治療が大切です。

 

 

 

 

 

②歯のクリーニングの期間は?

これは人によりリスクが違います。歯ブラシをしっかりしていても虫歯になる人もいれば、歯ブラシをしてなくても虫歯にならない人もいます。歯石もつきやすい人、つきにくい人がいます。わかりやすくいうと、虫歯が多い人、歯石が多い人は短期間、少ない人はある程度の間を開けてのクリーニングでも良いというとことです。次項で詳しく見ていきます。

 

 

 

 

③1−2ヶ月に1度のクリーニングが望ましい人とは

・歯周病がある程度進んでいる人

 →中等度〜重度歯周炎、歯周ポケットが4㎜以上と診断された人

歯周病治療の要は「歯の汚れの管理」です。歯周ポケットが4mm以上の深さになると、自分では取りきれない歯垢(プラーク)が増えます。その結果、歯石が歯茎の中、深いところにこびりついてしまいます。歯垢は取ってもまたすぐに増えるため、歯周病を悪化させないためにも適度にクリーニングが必要です。

 

自分では歯周ポケットの深さは分からないため、歯医者で検査を受ける必要があります。

 

 

 

 

 

・歯石がつきやすい、虫歯になりやすい人

唾液や歯の性質によって「歯石がつきやすい」「虫歯になりやい」人がいます。しっかり歯磨きすることはもちろんですが、定期的なクリーニングと見えにくい部分の虫歯歯石の確認が賢明です。

 

歯石については舌で歯の表面がざらついているかなどでわかることもあります。虫歯も痛みがあればわかりやすいですが、症状がないまま進行していることもありますので、やはり歯医者での検査が望ましいです。

 

 

 

 

・歯磨きが苦手な人

十分な歯磨きができないと、常に多くの歯垢、汚れが口のなかに残ります。歯石や虫歯、歯周病、口臭の原因になります。口にネバネバ感がある場合は磨き残しが多い可能性があります。

 

 

 

 

・タバコを吸う人

タバコは歯周病を悪化させる原因であり、ヤニで歯が変色しやすくもなります。歯周病予防、見た目、どちらの面においても頻繁なクリーニングが必要です。

 

 

 

 

・歯並びが良くない人

歯並びがよくないとことは、歯と歯の隙間に歯ブラシ届きにくく、歯垢が残りやすいです。そこから虫歯ができる人も少なくないです。うまく磨けない場合は短期間で虫歯歯石の確認が必要であり、クリーニングが必要です。

 

 

 

 

 

④3ヶ月に1度のクリーニングでも大丈夫な人

・上記のようなリスクがない人

リスクが少ない人はその分歯周炎や虫歯になる率も低くなります。そのような人はある程度の期間を伸ばしても大きく悪化しないと判断します。もちろん、磨かなくても大丈夫と言うわけではありません。リスクが低くても歯石はつくものなので、クリーニングは必要ですが、受診の間隔は長くても大丈夫と考えます。

 

 

 

 

・歯磨きが上手にできている人

歯の汚れをしっかり取れている人は、もちろん歯周炎や虫歯になる率は下がります。

 

 

 

 

・歯周ポケットが3㎜以下の人(歯周炎ではない人)

歯周ポケットの深さが3㎜以下であれば、日頃の歯ブラシでも歯の汚れを落としやすいです。前述しましたが、4㎜以上の歯周ポケットがあるとその部分に歯垢が残ってしまうため歯科医院での清掃が大切です。

 

3月に1度のクリーニングを受けていれば、自分で落としきれない少しの歯垢も除去でき、虫歯や歯周病を防げます。万が一歯石ができてしまっても、3か月に1度なら軽い段階で除去できます。

 

 

 

 

 

⑤まとめ

歯石や虫歯のなりやすさなどは、その人によって違います。「歯磨き」「歯並び」「なりやすさ」など、その要因は様々です。隣の人と同じようにしていても、その方法が自分にとって良いとは限りません。自分の状態などをしっかり把握し、適した治療、クリーニングについて1度は歯科医院に相談することをお勧めします。

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7 中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 
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