コロナウイルスと不織布マスク、フェイスシールドで感染予防率が1%未満になる
2021年1月25日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
最近、マスクの種類やフェイスシールドで新型コロナウイルスのリスク、飛沫などがどれ程低下するかという記事が出ました。
当歯医者では一番効果が高い「不織布マスク+フェイスシールド」を採用しております。
〜マスクの種類と飛沫量の防止について〜
不織布マスク:飛沫量の吐き出し80%カット、吸い込み70%カット
布マスク:飛沫量の吐き出し66-82%カット、吸い込み35-45%カット
ウレタンマスク:飛沫量の吐き出し50%カット、吸い込み30-40%カット
これは近畿大学の研究結果です。マスクの種類でここまで差が出るのは驚きです。
いかに不織布が優れているかが分かります。
一方でウレタンマスクの場合、効果がないわけではないですが、比較的効果が薄いということになります。
医療施設では一般的に不織布マスクを採用していますので、比較的感染リスクを抑制できています。
〜医療施設での院内感染防止対策〜
街中ではあまりありませんが、医療施設では「不織布マスク+フェイスシールド」が一般的かと思います。新型コロナウイルス が流行前であれば「変な格好」と捉えられるかもしれませんが、今となっては「当たり前の装備」となったと思います。
この組み合わせでいくと、新型コロナウイルス感染者からの感染リスクが0.1%未満になったという研究報告があります。
〜歯科医院では更なる感染防止対策まで〜
歯医者では、お口の中の治療なので飛沫が発生し、直接出てきます。
歯医者には、口の中で発生した飛沫を瞬時に吸い込む口腔外バキュームというものがあります。これにより飛沫そのものがほぼ拡散されないため、さらに感染リスクが抑制されます。
「不織布マスク+フェイスシールド」で0.1%に抑制される上にさらに、飛沫を瞬時に吸い込む口腔外バキュームもあるため、院内感染防止対策としてはこれ以上のものはないと考えます。
〜最後に〜
感染対策をどうすれば十分なのか、あるいは感染が起こる場面がどのようなときなのか、ある程度はわかってきました。ですが、治療方法は確立されているわけではありません。
当歯医者ではできる限りの感染防止対策を行っています。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515