保険治療と保険外治療・自由診療の違い 〜保険治療は最低限の治療です〜
2021年1月16日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
歯科は割と昔からですが、最近では医科でも自由診療が増えてきました。
それは、保険治療は最低限の治療なので限界がある一方、保険外治療・自由診療でないと治せないものや、体への負担が少ない治療法などがあるからです。
〜歯医者での保険治療〜
日本での医療は基本的には保険適応な治療が主になります。これは健康保険と言うものがあるからです。保険治療が当たり前となっていますが、実際の保険診療は最低限の治療です。そのため
・虫歯ができれば削ってうめる 〈見た目は気にしない〉
・歯が痛ければ神経をとる
・神経とった後も痛ければ歯を抜く
・歯がなくなれば入れ歯にする
・入れ歯が合わなければ作りかえる
と言うのが保険治療です。よく「良いように治療してください」と言う希望を聞きますが、保険治療では限界があります。
〜どうして保険治療は限界があるのか〜
保険診療で出来る診療内容・使う事の出来る材料には制限が あります。
保険治療では全てが治ると思われがちですが、実際のところ、日本で可能な歯科治療の、ほんの一部を保険適用で行うというイメージです。
歯科治療には、治療の選択肢が実はたくさんあります。
〜保険治療の実際〜
保険治療の内容は、30∼40年前からほとんど 変わっていません。さらに使える治療の材料・治療方法にかなりの制限があります。時代は大きく変わりました。高度経済成長で大きく進歩して言います。
にもかかわらず保険治療は最低限なので30−40年前と同じ治療です。歯医者における保険治療は人工物が多いので、耐久性がありません。昔の治療方法ではすぐダメになることも多いです。
〜保険外治療・自由診療の実際〜
保険外治療や自由診療は、歯医者関係者などよく知っている方は、ほぼほぼこちらを選択することが多いです。それは保険治療の限界、現実を知っているからです。
大きいな違いとしては、例としては
「保険治療であれば抜くしかないが、保険外治療であれば抜かずに治療ができる」
「虫歯治療した後も、虫歯になりにくい」
「入れ歯が割れにくい、噛みやすい」
などがあります。
もちろん、保険外と言うことで実費になることが欠点ではありますが、自分の健康のためなら、と言う考え方にもなってきます。
〜最後に〜
保険治療が駄目とは言いませんが、ときに保険外治療でないと治らないものも出てきます。
歯の寿命を大きく左右することにもなります。
費用というのがネックにもなりますが、お口の健康のために総合的に判断することが大切です。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
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