ワンタフトブラシで細かい歯の汚れを清掃しよう
2021年1月11日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
歯ブラシで磨いているつもりでも「歯と歯の間」「歯と歯茎の間」「奥の奥のところ」など磨きにくいところありませんか?
通常の歯ブラシでは限界があります。
よく歯間ブラシなどは目にする、聞いたことがあると思いますが、今回はそれとは違う小さな歯ブラシ「ワンタフトブラシ」のご紹介です。
〜小さなブラシ「ワンタフトブラシ」〜
通常の歯ブラシと違い、歯ブラシの先のブラシの部分が小さいものを言います。柄の長さ自体は通常の歯ブラシと変わりませんが、先のブラシの部分は5㎜ほどと小さく、歯と歯の間を磨くくらいのサイズです。
通常の歯ブラシの長さですが先が細かいので「歯茎の境目」「歯と歯の間」の汚れを取り除くのに操作がしやすいです。
〜ワンタフトブラシは磨き残しが多い箇所に万能〜
他に使う用途としては「子供の仕上げ磨き」「矯正装置周りの清掃」「生えかけの歯の清掃」などがあります。
・子供の仕上げ磨き
子供の歯の溝はかなり深いです。表面的に磨けていても、歯の溝に汚れが残っていることで虫歯になる確率が上がります。もちろん通常の子供用歯ブラシでも十分かもしれませんが、歯の形は子供の虫歯のリスクなど総合的に考える必要があります。やらないよりやる方がいいでしょう。
・矯正装置周りの清掃
矯正装置が入っているお口の中では、どうしても矯正装置と歯の間にものが挟まります。挟まった食べ物などはざっくり取れるかもしれませんが、歯の表面などは磨けません。デンタルフロスなどの歯間ブラシでも限界があります。
そういった時にワンタフトブラシはその細かいところまである程度ブラシが届くので、効率的に歯磨きを行うことができます。
・生えかけの歯の清掃
幼少期の場合、次々と大人の歯が生えてきます。
生えかけの歯の場合、歯の高さが低い(歯茎に埋もれている)為、歯ブラシでは届きにくいことが多々あります。
そんな時もワンタフトブラシでは先が小さいので、ピンポイントで歯の清掃を行うことができます。
生えかけの大人の歯が虫歯になると、最悪です。
しっかり予防することが大切です。
〜最後に〜
必ずしもワンタフトブラシが必要とは言いませんが、磨きにくい人、磨き残しがある人には万能です。
市販で売っているところもあるかもしれませんが、詳しくは歯科医院でご購入いただくかご相談することがいいと思います。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
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