子供の歯が抜けてないのに大人の歯が裏から生えてきたら
2020年12月27日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
子供の歯の生え変わりで「大人の歯が裏側から生えてきた」「まだ子供の歯が抜けていないのに」「前歯がガタガタになりそう」というお声を聞きます。
実は、それが自然の生え方だったりします。
〜前歯が裏側から生えてきた?〜
これはよくあるパターンです。
生え変わりのイメージとして
①子供の歯が抜ける ②抜けたところから大人の歯が生えてくる
というものだと思います。
ですが、下の前歯に関しては歯の裏側から出てきます。
奥歯に関しては抜けたところから生えてくるのですが、前歯はそういうものと思ってください。
裏側から生えてきて、エスカレーターのように斜め上に上がってきます。
そして前歯を押し倒すように生えてきます。
一般的に下の前歯が抜ける年齢は6歳くらいですが、個人差含めると5−7歳くらいです。
〜下の前歯がガタガタになる?〜
下の歯が生えてきたけれども、生えそろう隙間がない?という声がよくあります。
下の前歯に関しては、子供の前歯よりも、生え変わる大人の歯の方がサイズが大きいため、どうしても生えてくるスペースがありません。
歯が裏側に生えてくることは、先述した通り、後にエスカレーターのように前に出てくるので問題ありませんが、前に出てきた後はどうしてもガタガタになりがちです。
そのため、ある程度年齢が上がったら矯正治療を考えることになります。
子供の歯の時から、ある程度、前歯が「すきっ歯」であると、しっかりと歯が並ぶと言われています。
〜最後に〜
子供の歯が抜けていないのに大人の歯が生えてきた時は歯科医院で抜いてもらうことなどを考えましょう。一番は自然にグラグラで抜けて、そのあと出てくることになりますが、なかなか全ての歯がそうなるとは限りません。
何かご不明点などあれば、悩まず歯医者に相談することが大切です。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
津市久居中町276-7 中西ビル2階
TEL:059-256-4515