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歯が欠けた!原因、どうすればいいか

2020年12月18日

津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。

 

 

歯が欠ける原因はいくつかあります。言い換えれば、原因無くして欠けることはありません。

欠ける理由が必ずあります。

 

 

 

 

〜原因① 虫歯〜

虫歯によって歯が溶けていきます。虫歯は侵入口は小さく、中で拡がる性質があります。

そのため、何もなかったような歯も、実は内側は歯が溶けており、いつか屋根が落ちるような形で歯が突然崩壊します。

 

 

なので、崩壊した時は、かなり進行しています。理想を言うと、崩壊する前に定期的な検診で虫歯を早期発見できることが望ましいです。

 

 

 

 

〜原因② くいしばり 歯ぎしり TCH〜

歯ぎしり・くいしばりは寝ているときに無意識に生じるものです。人間誰しも生じている現象とも言われていますが、その激しさが人により違います。

 

その激しさ、力の強さは体重の2−3倍、場合によっては10-15倍以上とも言われています。

場合によっては1トンをこえることになります。それだけ激しい負担が歯に加わると歯が欠けてしまいます。神経をとってある歯の場合、単純に歯の耐久性がなく脆い状態なので、歯が破れる方も少なくありません。

 

 

 

TCHとは「歯列接触癖」といいます。Tooth  Contacting  Habit の略です。

普段、上下の歯が軽く当たっている状態を指します。

これがあると弱い力ではありますが、長時間続くと歯が蓄積疲労を起こします。

また夜間の歯ぎしりの激しさを助長するといも言われているため、要注意です。

 

 

 

日常の食いしばりは意識して避けることができますが、寝ている時はどうしようもありません。その時はマウスピースを作成し、装着します。歯ぎしりから歯を守ることが大切です。

 

 

 

 

〜原因③ 外傷〜

事故や転倒、運動、部活動など、強い衝撃が加わると歯にヒビが入ります。もちろんそのときに欠けることが多いですが、その時のヒビが、後の食事でかけることがあります。

 

事故の場合は歯が抜け落ちることがあります。後述しますが、もし抜け落ちた場合は専用の保存液か、生理食塩水につけてください。そうは言っても、外傷したときにすぐにそれらが手元にあるわけではないため、口の中に含んで保管するか、牛乳につけておくことで代用できます。

 

 

 

どちらにしろ、外傷の場合は見た目大丈夫でも意外なところがかけていることもありますので、早めに歯科医院に受診することが大切です。

 

 

 

 

 

〜対応① 小さくかけた場合〜

一般的にはプラスチックを埋めることが多いです。

最近のものは強度もある程度あるため、これで代用がきくことが多いです。

 

 

ただし、前歯がかけた時は保険治療で行うと色が不自然になります。

見た目に影響するところであれば保険外治療を考えることも大切です。

 

保険外治療ではセラミックスや、最近ではダイレクトボンディングという、歯を最小限しか削らない審美治療もあります。

セラミックスは分厚さが必要なので、ある程度歯を削る必要がありますが、ダイレクトボンディングでは歯を最小限しか削らないので、歯の温存につながります。だたし、強度はやはりセラミックスが強いので、その長所短所をよく歯科医院で相談することが大切です。

 

 

 

 

 

〜対応② 大きくかけた場合〜

この時は型取りをし、被せ物になることが多いです。

また大きくかけた場合、歯の神経までかけているかどうかによっても治療の内容が変わります。神経に達していると根の治療(神経処置、根管治療)が必要になります。

 

神経を取ると歯が弱くなるため避けたいところですが、そこまでかけているとせざるを得ないです。

 

 

 

 

 

〜対応③ われた場合〜

この時は歯を抜くことになります。割れ方によっては試行錯誤な方法で残すことができるかもしれませんが、基本的には残すことができません。

抜いた場合、放置しておくとかみ合わせや他の歯が倒れてくるなど支障が出るため、傷口が治ればしっかりと治療をして歯を入れることが望ましです。

 

入れ歯、ブリッジ、インプラントの3択になります。

 

 

様々な治療方法があり、治療の技術、設備によっても対応できる処置が変わります。特にインプラントの場合がそれに当たります。

しっかり歯科医院で相談することが大切です。

 

 

 

 

 

〜対応④ 抜け落ちた場合〜

事故など大きい衝撃が加わると抜け落ちることがあります。

先述しましたが、保存液か生理食塩水につけて保管してください。ない場合は口の中に含んで保管、あるいは牛乳につけて保管してください。

外傷したときに、コンビニか薬局にいき購入することが大切です。

 

 

抜けた歯を15分以内にそれら保存液などにつけることが大切です。

それ以上たつと、抜けた歯が元に戻らない可能性があります。

 

 

 

 

 

〜最後に〜

歯がかける時は様々な理由があります。そして、かける範囲の大きさ、状態で治療内容が変わります。

 

どちらにしろ、かけた時は早期にかかりつけの歯科医院を受診することが大切です。

 

 

 

 

 

津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」

津市久居中町276-7 中西ビル2階

TEL:059-256-4515

 
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