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虫歯・歯周病予防の歯ブラシ「クラプロックス CURAPROX」

2023年2月7日

虫歯や歯周病を予防する歯ブラシ「クラプロックス CURAPROX」ご存知でしょうか。予防歯科で有名なスイス発の歯ブラシです。日本で発売されている歯ブラシとはまるで違います。

 

虫歯歯周病予防の歯ブラシ「クラプロックスCURAPROX」

 

 

 

①虫歯・歯周病予防のためには

虫歯や歯周病予防として「汚れを落とす」ことが何より大切です。汚れに関しては、歯の表面や、汚れが溜まりやすい部分として歯と歯茎の境目などがあります。これらを徹底的に落とすことが虫歯や歯周病予防の基本中の基本になります。

 

 

確かに、よく歯医者で「予防しよう」「定期的な検診・クリーニングを受けましょう」と言いますが、実際、クリーニングしてもらっても、その日の夕食などでまた汚れがつきます。それを確実に落とさないと、歯医者さんできれいにしてもらっても結局のところ意味がなくなってしまいます。もちろん、月1でクリーニングすることで、歯ブラシで汚れが取れずにこびりついた汚れを歯医者で除去することは大切ですが、できる限り毎日の汚れは自分自身で毎日落とすことが間違いないです。

 

 

そのため、確実に汚れを落とすためには歯ブラシや歯磨き粉、歯間ブラシなどの清掃道具・薬品が大切です。そこで今回は歯ブラシに着目して虫歯・歯周病予防として有名な「クラプックスCURAPROX」をご紹介します。

 

虫歯・歯周病予防のクラプロックス

 

②虫歯・歯周病予防のための歯ブラシ「クラプロックスCURAPROX」

虫歯・歯周病予防のための歯ブラシ「クラプロックスCURAPROX」は、歯ブラシの毛の本数、毛の質が根本的に違います。では、日本で販売されている歯ブラシと、一般的なところでどのように違うのかのご紹介です。

 

 

(1)歯ブラシの毛の質が違う

クラプロックス歯ブラシの毛は、弾力のある「ポリエステル Curen繊維」と呼ばれる独自のものが使われています。日本の歯ブラシはナイロン毛が使われています。この2つの違いは耐久性や速乾性、つまりは歯ブラシ自体の細菌繁殖の軽減効果などがあります。これは次項の歯ブラシの交換頻度に関与しています。

 

 

 

(2)歯ブラシの交換頻度が違う

前項のように、通常の歯ブラシはナイロンを使用しているので、使う頻度にもよりますが、歯ブラシの毛先が広がっていくことや、ナイロン自体の耐久性で歯ブラシの毛先自体が弱くなり、磨いていても十分汚れが取れないようになっていきます。イメージは台所のスポンジです。新品は汚れが取れやすいですが、使っていくとスポンジもボロボロになり、汚れが取れにくく、かつスポンジ自体に雑菌が繁殖していきます。歯ブラシも同様です。そのため、通常日本で販売されている歯ブラシは1ヶ月を目安に交換とされています。

 

一方で虫歯・歯周病予防の歯ブラシ「クラプロックス CURAPROX」は、前項のように弾力のあるポリエステルの極毛を採用しています。そのため、耐久性が高く、歯ブラシの交換頻度は約3ヶ月に1度とされています。それだけ耐久性が高いことが感じ取れるのではと思います。

 

 

 

(3)毛先の細さが違う

虫歯・歯周病予防の歯ブラシ「クラプロックス CURAPROX」は毛先も丸みを帯びたラウンド状のもので、超極細毛です。日本の歯ブラシは毛先が0.1〜0.2㎜くらいが最小ですが、この歯ブラシはさらに細く0.08㎜程となっています。この少しの差をどう感じるでしょうか。大差がないようにも感じますが、歯や歯茎の境目は1㎜もない世界です。そのため、歯や歯茎の境目などの汚れにとっては大きな差となります。

 

 

 

(4)毛の本数が違う

通常の日本の歯ブラシは、メーカーや種類にもよりますが「700〜1,200本」と言われています。ですがクラプロックスは「5,460〜12,460本」あります。本数の違いは種類によりますが、最低でも5,460本からなので、毛の本数の差は歴然です。

 

虫歯・歯周病予防のクラプロックス2

 

Curaproxクラプロックスと通常お歯ブラシの違い

 

 

③クラプロックスCURAPROXで汚れが取れる理由

前項のように日本の歯ブラシとは特徴が大きく異なり、その異なる特徴によって歯の汚れが取れやすくなります。

図のように、通常の歯ブラシは基盤目状の植毛のため、マクロな世界では隙間ができます。この違いが汚れを確実に取り除く1つの工夫となります。ですが、クラプロックスは毛の本数が多いがゆえに高密度で蜂の巣状なので、隙見なく磨けます。

 

クラプロックスと違い、通常の歯ブラシは基盤目状のため、多少なり隙間があり、汚れを取り残すことがあります  クラプロックスは高密度かつ蜂の巣状で植毛されているので隙間なく磨けます

 

 

 

さらに、クラプロックスは弾力のあるポリエステル繊維のため、非常に肌触りが良く、歯茎にあたっても痛みがありません。そのため、歯ブラシの毛先を歯と歯茎に当てることで汚れの除去が効率化されます。通常の歯ブラシでは歯茎を傷つける可能性があり、結果として歯と歯茎の境目の清掃が不十分になります。

クラプロックスは毛先が柔らかいので歯と歯茎の境目にしっかり当てられます

 

 

 

 

 

④クラプロックスで虫歯・歯周病予防を

通常の日本の歯ブラシが悪いわけではありません。ですが、それ以上に有能なのがクラプロックスです。歯の状態や虫歯・歯周病のリスクは人により大きく異なり、通常の歯ブラシで十分間に合う方も多くいらっしゃいますが、間に合わない方も多くいらっしゃいます。虫歯や歯周病はなってからでは遅いので、発症を抑えるためにも少しでも汚れを取ることが大切です。

 

定期的な歯医者さんの検診、クリーニングも大切ですが、毎日のお口のケアも非常に大切なので、今一度、歯ブラシの選択も検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

三重県津市の歯医者「ナカニシ歯科医院」

 
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