フッ素入りの歯磨き粉の効果、歯磨き粉の分量、虫歯予防、口をゆすぐ水の量
2021年1月19日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
みなさんが実際に使うフッ素入り歯磨き粉ですが、その効果、歯磨き粉の分量、口をゆすぐ水の量、フッ素による虫歯予防についてどれくらいかご存知でしょうか?
〜フッ素の虫歯予防効果〜
ある研究では歯の根元の虫歯を67%程予防できたという報告があります。
最近の歯磨き粉にはほぼフッ素が含有されています。
フッ素という点においてはどの歯磨き粉がいいかをそこまで見なくてもいいかもしれません。
もしきになる場合はフッ素濃度が1500ppmに近いものを選択してください。市販のものでは最大濃度がちょうど1500ppmです。
ちなみにですが、歯科医院でのフッ素濃度は9000ppmです。
そのため、フッ素での虫歯予防は歯科医院で定期的にフッ素を塗布することが大切です。
〜歯磨き粉の分量〜
歯磨き粉の分量ですが、大人は約1㎝、子供は約0.5㎝です。
多ければいいというわけではありません。
一番危惧するところは、歯磨き粉が多ければよく磨いたように見えるということです。泡が多いと磨いている感覚がありますが、実際は歯ブラシで汚れがゴシゴシとれていない可能性があります。
汚れがとれていない場合だと歯磨き粉のフッ素も十分機能しません。適量で確実に歯ブラシで汚れを取ることが大切です。
〜口をゆすぐ水の量〜
歯磨き粉の後は水で口をゆすぎますが、できるだけ水の量は少なめが望ましいです。もちろん少なすぎると口の中が不快感になりますが、できればコップ1/3くらいの水が望ましいです。
ゆすぎすぎるとフッ素も流れでますので、十分な効果が得られません。
できる限りフッ素を口の中に留めることが大切です。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
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