歯周病が疑われる3つの症状!こんなサインがでたら早めに受診を
皆さんこんにちは。
津市久居中町の歯医者【ナカニシ歯科医院】です。
「歯磨きをしていると、歯ぐきから血が出る」ことはありませんか?
この症状、じつは、歯周病が疑われるサインです。
歯周病は、歯ぐきの腫れや出血からはじまり、進行すると歯を支えている顎の骨が溶かされる、細菌感染症です。
最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうことも。
そうならないためには、歯周病が疑われる症状に気が付き、早めに歯医者を受診するのが大切です。
歯周病の初期症状は自分では気が付きにくいため、ここでは歯周病が疑われる3つのサインを紹介します。
1.歯茎の腫れ、出血
歯磨きのときに、「歯ブラシが真っ赤になった!」という経験はありませんか?
これは歯周病のサインのひとつ。
歯ブラシによる少しの刺激でも、歯ぐきが炎症を起こしているため、出血しているのです。
歯周病の初期症状は、気が付きにくいのが特徴ですが「歯磨きによる出血で気が付いた」という方は少なくありません。
2.口臭がきつくなった
口臭がきつくなるのは、2つめの歯周病のサインです。
歯周病の細菌は、「メチルメルカプタン」や「硫化水素」と呼ばれる特有のガスを放出します。
メチルメルカプタンは、「生魚」や「腐ったたまねぎ」のような臭い。
硫化水素は、「卵が腐った」ような臭いなのが特徴です。
このような臭いがした場合は、歯周病のリスクが高いといえます。
3.歯茎が下がってきた
歯周病が進行すると、歯を支えている顎の骨が溶けて、歯ぐきが下がります。
これは、歯周病の3つめのサインです。
「歯ぐきが下がった」「歯が伸びてきた」ような異変を感じたときには、歯周病はかなり進行しているリスクがあるのです。
放置しておくと、歯が動いて、硬いものが噛めない、歯が痛いなど生活に支障がでます。
(出典:厚生労働省e-ヘルスネット‐歯周疾患の自覚症状とセルフチェック より)
歯茎の異常を感じたらすぐに歯科を受診
歯周病の初期段階は、ご自身では気が付きにくく「お口のサイレントディジーズ(静かなる病)」と呼ばれるほど。
歯周病のサインを見逃すと、あっという間に進行してしまう恐ろしい病気です。
今回紹介した歯周病が疑われる症状がある方は、すみやかに歯科を受診しましょう。
初期の歯周病は定期検診で発見する
歯周病は、歯ぐきの炎症だけではなく、歯を支えている顎の骨を溶かし、歯が抜けおちるリスクがある恐ろしい病気です。
初期の歯周病は、自覚症状に乏しくご自分では症状を見逃してしまいがち。
しかし、歯周病の3つのサインに早めに気が付き、対処することで進行を食い止めることができます。
そのためには、歯科医院で定期検診を受けて、プロによるチェックにより早期発見、早期治療につなげましょう。
まとめ
歯ぐきの出血や腫れ、口臭などのお口の変化がありましたら、早めにナカニシ歯科医院へ。
ご自身の歯を守るためには、歯周病の早期発見、早期治療が大切です。
歯周病を防ぐために、歯のクリーニングや定期検診もしておりますので、津市久居中町の歯医者【ナカニシ歯科医院】へ、お気軽にご相談ください。