噛むことが大切です 健康な食事をしましょう
2020年12月15日
津市久居の歯医者 歯科医院の「ナカニシ歯科医院」です。
「よく噛んで食べましょう」と言われたこと、言ったことありませんか?
理由の1つに「消化に悪い」などがあり、すぐ思いつくところだと思います。
ですが、それ以外にも大切なことがあります。
〜①消化に良い〜
先ほども述べましたが、噛むこと食物が粉砕されるため、胃に入っても消化しやすくなり、体への負担が軽減されます。
〜②虫歯や歯周病予防になる〜
よく噛むことで、だ液がたくさん出ます。
だ液には口の中をきれいにすると言う自浄作用があります。これにより歯の周囲にこびりつく汚れを事前に洗い流してくれるため、虫歯や歯周病予防につながります。
さらに、唾液そのものに虫歯菌や歯周病菌に対する酵素を持っているため、より一層予防効果を生み出します。
〜③肥満予防〜
よく噛むことで脳に対して満腹になっているという信号が送られるため、食べ過ぎないで済みます。つまり、食欲抑制の働きが生まれます。これにより食べ過ぎがなくなるため、ダイエット効果となり、生活習慣病の予防が期待できます。
〜④脳の機能を高める〜
よく噛むことにより顎も動き、脳がより一層刺激されます。
血行がよくなるため、栄養と酸素が十分に供給され、脳の機能が活発になる効果が期待できます。
日ごろからしっかり噛んで食べている人は、脳が活発にはたらくため、注意力や集中力、バランス能力が高く保たれると言います。
高齢者の場合、逆説的ですが、歯がない人はよく噛めないため、認知症のリスクが高いとも言われます。さらにかみ合わせは筋肉のバランスから間接的に全身に影響してくるため、転倒、骨折など起こしやすい悪影響が出ると言われています。
よく噛むことは非常に大切です。
〜噛めることは健康寿命を延ばす〜
よく噛むことは健康を保つことになります。
歯を失うと入れ歯になりますが、入れ歯では噛む力が1/3程になると言われます。
食べられるものが、食べられなくなります。
弾力のある肉は食べられず、繊維物も噛みちぎりにくいです。
栄養が取れなくなるため、体も衰弱し、病気になりやすくなります。
つまり、負の連鎖が続きます。
歯は失ってから大切さに気づく方が多いので、できればそうなる前に手を止めたいですね。
津市久居の歯医者 歯科医院「ナカニシ歯科医院」
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