【動画あり】おすすめマウスピース洗浄剤「リテーナーシャイン」使い方
2023年3月20日
マウスピース洗浄剤って色々ありますが、中でも「リテーナーシャイン」がおすすめです。今日はその理由と使い方などをご紹介します。
マウスピースは洗浄剤を使用することで、間違いなく長持ちさせることができます。というのは、マウスピースにも歯石がつくことや、目に見えない傷などに雑菌、カンジダ菌などが繁殖するからです。
毎日洗浄するに越したことはないですが、最低でも1週間に一度は洗浄しましょう。梅雨の時期は湿度が上がることで雑菌が湧きやすいので、状態に応じて数日に1度など、工夫しましょう。
これは顆粒タイプです。「水」または「お湯」にスプーン1杯入れ、マウスピースをつけるだけです。顆粒なのですぐ溶けるため即時に洗浄力を発揮します。溶けると水がブルーになります。約30分で洗浄完了です。ブルーが透明の色に戻ります。
顆粒を入れた直後の状態 ブルーに変化します
30分経過後 無色透明になりました。洗浄終了です。
洗浄殺菌の対象として、虫歯の原因菌「S.mutans」や、歯周病・口臭の原因菌「F.nucleatum」がよく調べられます。双方ともに、5-10分で死滅したというデータがあります。また一方で、入れ歯や高齢者の口の中でよくある「カンジダ菌」があります。カンジダ菌は、50℃のお湯の場合は20-30分で死滅、20℃では120分で死滅したという結果があります。なんでもそうですが、お湯のほうが洗浄殺菌力が強いことがわかります。
リテーナーシャインには漂白成分のほか、タンパク質分解酵素も含まれています。そのため、一層、菌や着色に対しての洗浄力が見込めます。
洗浄するときは、30分で上等ですが、より心配な方は長時間つけておくのが良いと考えます。
洗浄剤でも十分ですが、やはり物理的に汚れを落とすことも大切です。マウスピース用に歯ブラシを1つ準備しましょう。安いもので大丈夫です。普段使っている歯ブラシは、使用状態にもよりますが、歯ブラシの毛先自体にも雑菌がついているので、できれば分けたほうが良いでしょう。
なんでもそうですが、手入れをすることが物持ちの良さにつながります。毎日、お口の中に入れるものなので、綺麗な状態に越したことはありません。汚い状態で口に入れると、それこそ口腔衛生状態が悪化しますし、雑菌だらけのものを入れると健康面にも響きます。水洗いで済ますことがあるかもしれませんが、必ず洗浄剤を用いて洗浄することを心がけましょう。